中華麺で離乳食はいつからスタートできるのか?

子供がまだ小さいうちの難関の一つに毎日の離乳食作りが挙げられると思います。栄養を考えながら、それでいてお子様が好きな食べ物を作ってあげたいものです。今回はお子様にも人気な中華麺を使った離乳食についてみていきましょう。

中華麺はいつから始められるのかについて

中華麺とは、小麦粉にかん水と呼ばれるアルカリ溶液を加えて作られる麺の事です。パスタやうどんには無い独特の歯応えが特徴で、やきそばやラーメンに使用されます。中華麺には揚げ麺、乾麺、生麺、蒸し麺がありますが、お子様にあげる場合には生後1年すぎの完了期(1歳~1歳半の時期)頃から食べさせる事ができます。

離乳食の麺類でうどんやそうめんなど塩分のないものでしたら初期から使用する事ができます。しかし中華麺が完了期頃からしか出来ない理由は、弾力性があるので上手く噛み切れず誤飲の心配があり注意が必要だからです。

また中華麺は製麺の段階で油に覆われてしまいます。消化機能の未発達な赤ちゃんはあまり早くから油を与えてしまうと消化不良を起こすので、中華麺は遅めに始める必要があります。

また中華麺にはアレルギー食品である小麦粉を使用している為、赤ちゃんの様子を観察しながら与えていきましょう。

中華麺の選び方について

乾麺、生麺などの種類で、赤ちゃんに適している麺は乾麺になります。理由は原材料が比較的シンプルで弾力が少ないからです。しかし表示方法に「1歳から食べられる」と記載のある小さい子向けのラーメンは、鹹水も使っておらず柔らかいので食べやすい物もあります。

離乳食で中華麺のお勧めレシピ

ここで離乳食にオススメな、中華麺を使用したレシピについてご紹介いたしましょう。料理名は「野菜がいっぱいウマ塩焼きそば」です。材料は大人2人前+離乳食分になります。中華麺(蒸し麺)2玉、キャベツ120g、まいたけ1/2袋、人参1/4本、豚ロース薄切り肉150g、塩麹大さじ1と1/2、胡麻油大さじ1です。

作り方は、始めに野菜をザク切りにします。次に熱したフライパンに胡麻油をひき豚肉を炒め、火が通ったら先ほど切った野菜と塩麹を加えて炒めます。ここに中華麺と水大さじ1(分量外)を加えて全体を炒め合わせます。

耐熱容器に赤ちゃん用の具と麺を取り分けて水大さじ1(分量外)を加えて電子レンジ(600W)で1分半ほど過熱し湯切りします。ワンポイントアドバイスで、塩麹は旨味と甘味があり食べやすいです。大人は胡椒をプラスするとさらに美味しくなります。

まとめ

今回は中華麺の離乳食の内容について見てきました。中華麺の使用にはいくつか注意点が必要です。与える時期や麺の種類などきちんと守れば、お子様も大人と同じメニューを食べる事ができ、一緒に楽しい食事時間を過ごす事ができるでしょう。

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