進化している製麺所の中華麺!自家製麺との違いやそのこだわりとは!?  

ラーメン店の経営を考えている方で、麺を自家製麺にするか製麺所の麺にするか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。自家製麺は、非常に手間がかかるため時間と労力の負担が大きい上に、大量に作る場合や店舗数が増えたときに同じクオリティを維持するのが難しいです。そのため、最近のラーメン店は作業を効率化するためにも製麺所の麺を使っている所は少なくありません。

そこで今回は、製麺所と自家製の中華麺の特徴についてご紹介します。

 

目次

1.製麺所の麺と自家製麺の違い

2.製麺所のオリジナル中華麺

3.麺の加水率とは

4.製麺所の徹底した衛生管理

5.まとめ

 

1.製麺所の麺と自家製麺の違い

<製麺所の麺>

製麺所の麺とは、製麺会社が製造した麺のことです。また、製麺所の麺の中でも2通りあります。1つは、製麺会社から既製品を購入するという方法です。手間がかからず仕入れのコストを抑えられるのが特徴です。もう1つは、製麺会社にオリジナル麺を依頼し購入するという方法です。近年増えているのがこのオリジナル麺を依頼する方法です。ラーメン店が製麺会社に要望を伝え、それに沿ったオリジナル麺を作るので、既製品の購入よりもこだわった麺にすることが可能です。

<自家製麺>

自家製麺とは、自分で製造した麺のことです。手打ちを想像される方が多いかもしれませんが、製麺機で製麺するのが一般的です。

 

2.製麺所のオリジナル中華麺

製麺所は、これまでに培ってきた豊富なノウハウとデータを駆使したオリジナルの中華麺を製造しています。具体的には、「低加水麺」や「多加水麺」、「もっちりとした麺」や「伸びにくい麺」など、経営者の様々な要望を聞いて相談しながら、納得のいくまで改良を加えていきます。麺自体や製造工程を熟知したエキスパートの責任者がラインを動かしているのが特徴です。

 

3.麺の加水率とは

麺の加水率とは、麺に含まれる水の割合のことです。加水率が低いほど麺がスープを吸収するため伸びやすく、加水率が高いほど柔らかいです。一般的には、30%35%が目安と言われています。それよりも加水率が低い麺を「低加水麺」、加水率が高い麺を「多加水麺」と呼びます。

 

4.製麺所の徹底した衛生管理

20216月から、全ての食品販売業者に対してHACCPの完全義務化が導入されました。HACCPとは、食中毒菌での汚染や異物混入を防ぐために国際的に推奨されている衛生管理の手法です。これにより、徹底した衛生管理が行われています。

 

5.まとめ

今回は、製麺所と自家製の中華麺の特徴についてご説明しました。製麺所の中華麺に対するこだわりがよくわかりましたね。ラーメン店の開業を考えている方の参考に少しでもなれたら嬉しいです。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。

株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト

http://www.kannoseimen.com/