生パスタとは?その定義

日本でパスタと言えば一昔前までは乾燥パスタが主流でしたが、最近では専門店でも生パスタを多く見る様になって来ました。生パスタの普及は家庭にも及び、家でパスタを粉から作る事もそれ程珍しくも難しくもなくなってきたようです。それでは生パスタの定義も含め、今回はこの生パスタについて見てまいりましょう。

パスタの歴史

パスタの歴史を遡れば、古代ローマ時代にまで行きつくようです。古代ローマ時代にその時代で食されていた小麦粉など穀物を粥状に煮込んだ料理「プルス」と呼ばれたものが起源ではないかと言われる説もあるほどです。これ以外にも多くの説があります。

今の時代のように、ソースとからめた状態のような形態になり、イタリア全土に普及し始めたのは16世紀に大航海時代が訪れ、新大陸から元は観賞用として持ち込まれたトマトの存在がきっかけと言われています。

17世紀に入りトマトは食用に改良され、ナポリ地方を中心に広く栽培が盛んになり、それに伴いトマトはパスタとの相性が良い事に気づいたイタリア人により国内に普及していったようです。

その当時の製法と言えばまだ手作りが主流でしたが、やがて生地を押し出す圧力器により生産されるようになり、産業革命の影響もあり18世紀後半に世界中に波及したと言われています。これがパスタの起源と言われています。

パスタと呼ばれるものは

イタリアが発祥という事は、ほぼ間違いない様です。現在では1998年10月25日にナポリで「世界パスタ会議」といったものが開催され、これを記念してこの日を世界パスタデーと制定したほどです。

イタリアでは法律でパスタに関する事が決められています。乾燥パスタはデュラムセモリナ粉と水のみで作ると定められています。これが定義です。デュラム小麦の粗引き粉以外の小麦で作られたものは厳密に言えば違うものといえます。

では現在、日本国内でもよく目にする生パスタとはパスタではないという事なのでしょうか。厳密に言えばイタリアでも乾燥パスタとは別のものと認識されているようです。パスタと呼ばれていても生パスタと乾麺は別のものと考えて間違いありません。

単に生パスタを乾燥させたものを乾燥パスタとは呼びません。乾燥と生ではその製造過程自体が違うものなのです。従って乾燥パスタの定義は、生パスタには適用されておりません。乾燥パスタはイタリア全土で生パスタは特定の州で食されているもののようです。

生パスタの定義は、生パスタの「生」は「生で食べられる」といった意味ではなく乾麺と違い乾燥するという工程を経ず、出来立ての柔らかい状態で完成形という意味の生です。従って生パスタにはこれといった特別な定義は存在しません、自由度の高いものといえます。

生パスタは材料からして自由です。使う小麦粉もデュラム小麦の物に限らず、薄力粉・強力粉、時には米粉でも作られます。材料に卵や生クリームなどを使用する場合もあるようです。作り手の数だけ種類は存在すると言っても過言ではないものです。

実際に最近では、各製麺所でも生パスタも製麺されています。製麺所で作られる生パスタは注文に応じて粉や製法などに工夫が施されており、注文主の店舗に最も適した生パスタを提供しています。

まとめ

パスタは幾種類もの数があり、乾燥パスタに関しては法律で厳しく管理されていますが、生パスタは自由です。やはりそこには決まりは無くとも拘りは存在するようです。今後も乾麺・生パスタ共に人気が衰えることはないでしょう。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/