アレルギー持ちでも中華麺は食べられる?考えてみた

大好きな麺類を食べたい。しかしアレルギー体質の方にとってそばアレルギーや卵、小麦アレルギーはその欲求の障壁となります。今回ご紹介する内容はアレルギー持ちの人に見てほしい「麺」に関するアレルギー情報です。参考にされてください。

【まず知っておきたいそばアレルギーについて】

そばアレルギーとはそば粉をアレルゲン(アレルギーの原因物質)としたアレルギーでひどい人では蕎麦屋に飛散したそば粉を吸引するだけでアレルギー反応が出るともいわれています。

同様に「そば」と名前についている、焼きそば、中華そば・支那そばのアレルギーについてはどうでしょうか。以下考察してみたいと思います。

【焼きそば】

焼きそばに使われている中華麺にはそば粉は含まれていないため、そばアレルギーの人が食べても問題ないとされています。ただし例外的に中華麺にそば粉を混ぜた独特の麺を使っている焼きそばもあるので、麺の成分表をしっかり把握しておくのが大切です。また焼きそばに使用されている麺は小麦粉と鹹水(かんすい)を練りこんだものがほとんどですので小麦アレルギーの人は避けたほうが良いでしょう。

【中華そば・支那そば】

支那そばや中華そばに使われている中華麺もそば粉は使われていないので基本的にはそばアレルギーの人が食べても問題ありません。しかし中華麺には小麦が含まれており小麦アレルギーの人は避けるべきです。中には小麦を含まない米粉麺もあるので、そちらで中華麺の代替品として支那そば中華そばを楽しむことは可能です。

【卵アレルギーの人が中華麺を食べることはできるのか?】

大抵の中華麺、つまりラーメンに使われている麺には卵は使われていないですが時々着色などの目的で卵入りの中華麺というのも存在します。この場合原材料の表示のところにアレルギー物質 卵 と記載されていますので必ずチェックしましょう。

【まとめ】

ラーメンと同義の中華そばにはほとんどそば粉は使われていないもののたまにそば粉を含む中華麺も存在していることから中華麺を食す際にはその原材料を逐一チェックする必要があります。

また小麦アレルギー持ちの人にとって中華麺は避けたほうが良い食品です。さらに卵アレルギーの人にとっての中華麺は卵が入っていないと確認出来たら食することができると捉えておきましょう。

最近ではアレルギー持ちの人のために小麦粉、卵、そば粉を含まない中華麺も存在していますので、それらの麺を使った中華そばを楽しむのも良いかもしれません。