お店で提供する中華麺の保存方法はどのようにすればいいか分かりますか? 中華麺をより美味しく保存するためには、シンプルではありますが良い方法があります。今回は、中華麺をどう美味しく保存できるか、提供できるのか、まとめましたので見ていきましょう。
■中華麺の保存方法とは?
お店で提供する中華麺をいつでも美味しく食べるため、また中華麺を必要な分だけ仕入れて保存するには以下の保存方法が欠かせません。
・常温保存
常温保存が可能で、封が密封されているもので直射日光を避け、高温多湿を避けて保存します。
・冷蔵保存
季節にもよると思いますが、基本的には冷蔵庫で保存することをおすすめします。封が開いていたり、密閉されていないもの、要冷蔵と書かれているものは冷蔵庫で保存します。
・冷凍保存
生麺の場合、時間の経過とともに熟成がすすむので、最適な状態の時に保存する場合は冷凍保存をします。
■一般的な中華麺の賞味期限と消費期限
お店で提供する中華麺の保存を考えた場合には、一般的な賞味期限と消費期限の違いも把握しておくことが大切となるため、把握しておきましょう。
・賞味期限(美味しく食べることができる期限)
定められた方法で保存した場合において、安全性や味・風味などすべての品質が維持できる期限を示す年月日のこと。
・消費期限(期限を過ぎたら食べない方がいい)
定められた方法で保存した場合において、腐敗、その他の品質劣化に伴い安全性を欠くおそれがないと認められる期限を示す年月日のこと。
■中華麺の賞味期限と消費期限
◎賞味期限
・夏場は製造より2週間
・冬場は製造より3週間
◎消費期限
・夏場は製造より18日~21日(賞味期限切れから4日~6日)
・冬場は製造より27日~30日(賞味期限切れから7日~10日)
■保存した中華麺をよりお客様に美味しく提供できる方法とは?
・冷蔵保存の場合
あまり日持ちしないため、早めに調理し提供することをおすすめします。また、冷蔵庫を開閉し、頻繁に出し入れをしないことが美味しさに繋がっていきます。
・冷凍保存の場合
冷凍保存は、茹でたての美味しさを急速凍結で眠らせている状態です。中華麺を解凍せず、凍ったままの状態で沸騰したお湯で茹でます。先に解凍して調理すると、麺同士がくっついたり、麺が余分な水分を吸収してしまうため、麺自体の美味しさが損なわれてしまいます。
中華麺を保存する方法、お客様に美味しく提供できる方法をご紹介しましたが、保存するうえで気を付けたいことはまだまだあります。
例えば、多くの麺を仕入れた場合は冷凍保存できますが、長期の保存は冷凍やけを起こしたり、品質が損なわれる可能性があることからおすすめはできません。早めに提供することが求められます。
このように、通常の中華麺は原料の段階から製造、輸送過程で常に変化していき、季節や気温、湿度などが影響し、麺の品質に多少のブレが生じてしまいます。
一方、品質管理が徹底している製麺所であれば、配送時に冷蔵車両の温度を一定に保つのはもちろん、製品が傷まないための工夫をしているため、安心してこだわりの麺をお届けすることが可能です。
品質管理が徹底している製麺所は通常の中華麺と比べて、中華麺の品質を落とすことなく保存することが可能となりますし、よりお客様に美味しい中華麺を提供することができます。
菅野製麺所では、オリジナリティ溢れる300種類以上の生麺を製造しています。あらゆる調理方法にも対応できるように創意工夫がなされています。必ず満足できる麺に出会えると思います。新店開業にも菅野製麺の製品をご検討くださいませ。