開業にも様々な職種があります。サラリーマンやOLなどから全く異なる職種で開業、または同じ職種で、ゼロから開業をする方に対して、開業するにはどのような準備や手続きが必要なのか、またお店を開業するメリット・デメリットについて、詳しく説明していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょう。
店舗を開業する
飲食店を開業する場合、仕事をするために必要な資格は「食品衛生責任者」と「防火管理者」です。よく誤解を招きますが、調理師免許をもっていなくても、飲食店の開業はすることができます。飲食店を開業する場合に必要な手続きには、主に保健所や消防署への届け出が必要です。
物件を借りて雑貨屋を開業する場合、開業資金・備品の購入・仕入れ先・内装を全て行う必要があります。開業のために必要な資金は、最低でも500万円必要です。また、雑貨店で働いたことがない方は物事を運営する手順などを把握するためにも、実店舗で経験を積んでから開業することを、おすすめします。
開業について準備するものリスト
例えば事務所を開設する場合、オフィスの開設・名刺の作成・銀行口座を開設するなど、開業に必要なことはたくさんあります。
・印鑑、ゴム印
認印はお持ちの方も多いですが、事業では契約書類などに実印を押す機会が増えますので、実印の準備も必要です。また、銀行印は銀行口座やクレジットカードなど、金融機関で活用する印鑑で、実印よりもサイズは小さめです。認印は申込書などに使う印鑑です。事業ではシャチハタでは通らないことも多いので、きちんとした認印を作成することは必要です。
書類発送の機会が多くなると予想される場合は、「名前・住所・電話番号」が記載された「ゴム印」を作成すると良いでしょう。ゴム印は名前・住所・電話番号を記入する手間を省くために使うものです。
・パソコン
IT系関連の職種を開業するしないにおいても、パソコンがあると書類のベースの作成や、様々なものを管理するのにとても便利です。パソコンを導入すると、文書作成やちょっとした計算をするときに、Word・ExcelなどマイクロソフトのOffice製品が必要になってきます。
マイクロソフトOffice製品は価格が高いため、そこでおすすめするのはGoogleが提供しているGoogleドライブというサービスがあります。Googleドライブは、Word・Excelなどに類似したものを使えるサービスで、完全無料です。
・銀行口座とクレジットカードの申し込み
個人事業主の場合は、これまで個人で使っていた銀行口座やクレジットカードが使えます。法人の場合、新たに銀行口座を開設することが必要です。また、一部の銀行ではビジネス用の口座を開設できるので、個人用と事業用で銀行口座を2つ設けるといいでしょう。
会社設立の開業のメリット・デメリット
会社設立を開業するには、個人事業主という選択もありますが、株式会社で開業すると個人事業主だと受けられないメリットが3つあります。
まず、社会的信用が得られます。開業直後から事業を急成長させたい方にとって、大きな特権になります。営業をする際にも信頼度が違いますし、会社によっては法人としか契約を結ばないこともあります。助成金・補助金・融資を受ける際も、法人であるほうが申請は通りやすいでしょう。
社会保険に加入できることも大きな利点ではないでしょうか。社会保険料が高くてメリットにはならないのではと思いがちですが、保険料が高い分、手厚い制度となっています。国民健康保険と違い、傷病手当や出産手当制度あり、家族全員が被保険者として加入する必要性はないため、世帯の保険料が抑えられます。
また、税金の節税がしやすいことです。個人事業主より法人のほうが経費として形作る範囲が広いこともあげられます。例えば、自分の給料も経費として扱うことができますし、自分に対して日当を出した時にも、計上すると良いでしょう。
また個人の所得税よりも、法人の所得税のほうが税率は優しいので、利益が大きく出た際には、法人のほうが支払う税金も少ないです。
まとめ
このように、開業するにはその職種に対して必要な資格・物件・備品・開業に向けて、その運営状況を把握するために実際にお店で経験を積むなど、様々な準備が必要です。落ち着いて開業に向けて準備をするためにも、必要なことを前もって知っておくとスムーズに開業に向けて取り組んでいけることでしょう。
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