日本人の食卓には、昔から梅は欠かせない食品です。保存食品や健康食品としてなじみが深いのは、周知のとおりです。生パスタにしても、麺類好きの国なので今や食べたい料理の上位なのです。そんな好きな食材が組み合わせるのですから、嫌いなわけがないでしょう。生パスタと梅のメニューの人気について紹介しましょう。
日本人と梅の関係
梅干しの歴史としては、一般の食卓の味となったのは江戸時代からです。奈良時代には生菓子として食べていましたが、平安時代には薬として重宝されました。鎌倉時代においては、縁起物として象徴的な食べ物でした。
戦国時代には常備食として用い、これまでは高貴な人達の食べ物だったものが、江戸時代には庶民にも広まって、祝い事や縁起ごとに食べられるようになったのです。明治時代には殺菌効果と薬効によって、薬の成分として重宝されたのです。
梅が持つ栄養成分と美味しさとは
人間の体は不思議なもので、体調が悪くなると自然と体に良いものが欲しくなるのです。運動した後に酸っぱいものが欲しくなったり、勉強の後に甘いものを欲しがったりと、その時に足りない栄養を体が要求する事例が多くあるのです。梅の食べる部分とはバラ科サクラ属の樹木になる実の事です。中国から伝わった果樹です。
梅干しになる品種
和歌山県は梅(紀州梅)の生産が一番多い梅の産地です。その中でも、南高梅(なんこうばい)が肉厚で梅干しに最適と言われています。古城梅(ごじろうめ)は、高級品とも言われている品種で、白加賀梅(しらかがうめ)は黄緑色で関東地方に多く、小梅は甲州や九州に多いです。
栄養素と効果
「有機酸」は、酢っぱさの基となる「クエン酸」や「リンゴ酸」などの有機酸を多く含みます。胃液の働きを強めて、食欲増進と疲労をエネルギーの変える効果が期待できます。
「ムメフラール」は、長時間煮込む事で血行改善効果が期待できます。「ビタミンE」は抗酸化作用があり、過酸化脂質の抑制は動脈硬化を抑える効果に利用されます。
※これらの栄養成分は、生梅よりも梅干しの方が栄養価は増します。
生パスタと梅のメニュー
中国から伝えられた事もあってか、薬膳としても健康食品としても食べたくなるメニューなのです。
【1.梅と生クリームソースでまろやかな味に】
梅干しは塩分が強いのが最大の特徴ですが、塩気の強さを抑える為に生クリームで和える事でいろいろな食材と組み合わせる事ができるので、生パスタが食べやすくなって一般ウケするメニューです。
【2.梅シソの生パスタ】
梅とシソの組み合わせは最も多く利用されるメニューです。梅の酸っぱさとシソの香りやちょっとした苦味は料理のアクセントにもなり、オリーブオイルとニンニクで炒めて、そのまま絡めるだけでも美味しいのです。季節の野菜をふんだんに使うと色鮮やかで見た目にも美味しくなるメニューです。
【3.梅ソースで生パスタのメニュー】
梅ソースは、梅の果肉と醤油とみりんと水を適度に混ぜ合わせて作ります。梅の酸味を活かす為に、あっさりとした冷製パスタや夏向きのメニューとして添えられるソースです。食欲増進のメニューになっています。
【4.梅のマヨネーズでサラダ風パスタとして】
梅の果肉をマヨネーズに混ぜて、生野菜をたっぷりに添えた生パスタと一緒にサラダメニューとして食べるのも、追加する1品として使いたいメニューです。
【5.その他の使い方の生パスタ】
梅の果肉は主張しない程度にアクセントに使ったり、味噌に混ぜ合わせたりとそのまま付け合わせにも使えます。
まとめ
生パスタを美味しく食べる為のメニューは続々登場しています。美味しいパスタのメニューとして日本人には欠かせないものになっているのです。梅の酸味と塩味を是非、生パスタと共に食べて見てはいかがでしょうか。
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