生パスタを使った簡単レシピ

パスタには大きく分けると生パスタと、乾燥パスタの2種類があります。それぞれに長所があり、どちらが美味しいとは一概に言えるものではありません。しかし、生パスタはそのモチモチとした食感などから、乾麺に劣らない魅力があります。今回は、生パスタを使った簡単なレシピをご用意いたしましたのでご活用ください。

生パスタの魅力

乾麺には勿論、乾麺の魅力がございますが、今回は生パスタの魅力と、その生パスタならではの食感などを十分に引き出す食べ方をご紹介したいと思います。生パスタとはその名の通り、生ですので保存が利かないパスタです。

しかし、そのモチモチとした食感は、乾燥パスタよりも更に強く感じられます。また使用されるデュラム小麦から作られた小麦粉の風味も、生パスタなら一層強く感じられるのではないでしょうか。

生パスタの作り方

生パスタは、主に飲食店などで使用されるケースが多いと思いますが、ご家庭で作る事も可能です。基本的な作り方として準備するものは、小麦粉・塩・卵・水・オリーブオイルなどです。

小麦粉は出来るならデュラム小麦粉があれば申し分ないですが、用意できなければ強力粉でも十分美味しいパスタを作ることが可能です。飲食店の中でも敢えてデュラム小麦粉を使用しないお店もあるほどです。

生パスタの作り方は至って単純です、適度な大きさのボールに小麦粉と塩、オリーブオイルを入れ、そこによくといた卵を入れ混ぜていくだけです。勿論その混ぜ方には少し「こつ」の様なものがありますが、それは作っていくうちに徐々に分かってくるものだと思います。

幾度か失敗する事があるかも知れませんが、何事も経験から学ぶことは大きいものですから、ぜひ挑戦なさってください。ご自身で作られたパスタはまた飲食店で提供されるものとは違ったご家庭の味が堪能できる事と思います。

生パスタの簡単レシピ

イタリアでは、小麦粉を練って作られた食品は殆どパスタと呼ばれます。ロングパスタの代表と言えるスパゲティや、ショートパスタのマカロニなどはお馴染みだと思いますが、本場イタリアではこれらの種類は数百にも及ぶと言われています。

生パスタはその性質上、茹で時間も短く済み直ぐに茹で上がります。これに基本ソースを絡めるだけで立派なメニューに仕上がります。レシピといたしましては下記ソースを使用したメニューが有名です。

●トマトパスタ
缶詰めのホールトマトなどを使用し、そのホールトマトを煮詰める事でトマトの酸味を飛ばし、濃厚なコクとトマトの甘みを引き出したソースを作り、ベーコンやツナなどを加えたものに生パスタを絡めたメニューです。

●ミートソースのパスタ
日本ではお馴染みのソースです、こちらもトマトソースにひき肉を加えた後、お好みの野菜を炒め、塩・胡椒で味付けをし、生パスタの上にそのソースを盛り付ければ完成です。

●ホタテとしめじのクリームソース
茹で上げた生スパゲティをフライパンで炒め、シメジと白ワイン・生クリームを加え、熱を通したあとホタテを入れ塩コショウで味を調え火を止めた後、卵黄と粉チーズを、混ぜ合わせれば完成です。

生パスタは、調理に要する時間が乾麺に比べて短く済む事も特徴の一つです。これら以外にも、色々なソースに基本絡めるだけでメニューが出来上がるものが多いです。

まとめ

生パスタは、麺にするまでが少しの手間が必要です。しかし、麺さえ出来上がればその使い勝手の良さと、独特の食感や風味など味わい深さが癖になる味になります。お時間がある時にでも一度是非、お手製の生パスタに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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