製麺所で作られる中華麺

製麺所は大規模な工場から街の製麺所まで大小様々ですが、製麺所で作られる麺の種類の多さは、中華麺だけをとっても太麺・細麺・中太麺など麺の太さや、縮れ麺やストレート麺とその組み合わせ次第ではほぼ無限と言ってもよいほどです。今回はそんな製麺所の作る麺について見てまいりましょう。

製麺所とは

その名の通り、ラーメン店やうどん店など麺を加工し販売するお店から注文を受け、麺を製造する会社や商店などを指す言葉です。いわば麺のプロと言うべき所です。製麺所は注文に応じて麺を開発し、その対応力は専門店ならではものがございます。

ラーメンの有名店などチェーン展開しているところや、2号店や3号店と支店を増やしている店もよく見かけます。またお店の展開はしていなくても、一日数百杯も売り上げる店舗にとって問題は製麺という点が大きな課題です。

そういった何店舗も展開しているお店や売り上げの多いお店にとっての課題として、味や食感の均一化というのはその店の死活問題に繋がります。毎日同じ味をどれだけの量であろうと提供する事が繁盛店の基本と言っても過言ではありません。

しかし、味や食感の均一化を複数の人間で成し遂げる事は、ほぼ不可能と言えるかもしれません。例えば一店舗で麺を作る職人も同じ人が作るのであれば可能かもしれませんが、麺はその日の湿度や気温によっても微妙に変化するものと言われています。

それに対応できる店舗や職人さんは、まさに数えるほどしか存在しないのではないでしょうか。しかし対応できないのであれば商売にはなりません。そのために多くの有名店やチェーン店が麺に関しては製麺所に注文を出しているのが現状です。

製麺所は麺に関してのプロです、多くの経験や設備なども完備され、どの様な状況であろうとも同じ品質で、注文に応えてくださいます。その背景には繰り返しになりますが経験と実績という確固たるものがあるからではないでしょうか。

製麺所の開発技術

麺を扱う業界も日々の進歩なくして長く繁盛し続けるのは至難の業です。そのためにはまず従来からある商品の品質安定と共に、新商品の開発と言ったことも必要になって来ます。しかし新商品の開発には時間と労力が必要です。

特に中華麺の代表と言っても過言ではないラーメン業界では、競合店舗が多数ある状況が通常です。その為にも独自のメニュー開発は必須です。同じとんこつラーメンでも多店舗との違いを打ち出せるメニューを持つ店舗は強みがあると言えます。

各店舗共にスープの開発などは進歩が止まりませんが、そのスープにあう麺の開発となると店舗レベルでは難しいのが現状ではないでしょうか。その点、製麺所と連携できれば開発にも幅が出来、色々な麺が試しやすい環境にあるのではないでしょうか。

そして近年、製麺所でも店舗ごとに他店とは違う麺の提供が当然のように行われていますので、力強いパートナーとして協力して頂けるものと思います。中華麺は麺の中でも種類の多さでは筆頭と言ってもよいほどです。きっと満足できる麺を探す事が出来ると思います。

まとめ

製麺所で作られる中華麺の種類と数は年々増え続けています。その数が増えるほど私たちは新しい味や食感に出会えるという事です。夏は冷たい冷やし麺から、冬はアツアツの湯気の立ち上る豚骨まで新しい味に出会うたびに楽しみが増えていくようです。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/