中華麺は、炭水化物とタンパク質が多くを占めていることをご存知ですか?その中でも今回はタンパク質について、栄養成分をご紹介するとともに、タンパク質が中華麺に与える効果についてもご紹介します。
目次
1.タンパク質について
2.2種類のタンパク質
3.中華麺について
4.中華麺とタンパク質の関係とは
5.まとめ
1.タンパク質について
タンパク質は、炭水化物と脂質と並ぶ三大栄養素のうちのひとつです。人体の筋肉や臓器を作り、体内における調整をしてくれるホルモンの材料となっています。タンパク質の大部分であるアミノ酸は、アミノ酸とペプチドの分解によって体内に取り込まれ、タンパク質を形づくっています。
<アミノ酸>
アミノ酸は、自然界には500もの種類がありますが、その中で体を形成するアミノ酸は20種類ほどです。タンパク質の多くはアミノ酸でできているので、「アミノ酸=タンパク質」といってもいいでしょう。
<ペプチド>
ペプチドとは、2個以上のアミノ酸分子の化合物のことを指します。
2.2種類のタンパク質
タンパク質は、動物性タンパク質と植物性タンパク質の2種類に分かれます。
・植物性タンパク質
米や小麦、大豆などに含まれており、種類によっては野菜や果物からも摂取可能です。
・動物性タンパク質
肉類や魚介類、卵、乳製品などに含まれています。
<2種類の違い>
必須アミノ酸のバランスが異なります。動物性タンパク質は、食事から摂取する9種類の必須アミノ酸が含まれていますが、植物性タンパク質には十分なタンパク質を確保できていません。また、体内の吸収率にも違いがあり、動物性タンパク質が97%に対して、植物性タンパク質は84%と差があります。
3.中華麺について
中華麺の材料は、小麦粉とかん水と水です。
<小麦粉>
成分の約65%が炭水化物です。生命維持に必要なエネルギー源となるため、パワーの源といえます。
<良質の植物性タンパク質>
小麦粉は、約6~14%のタンパク質を含みます。
<かん水>
炭酸ナトリウムや炭酸カリウムが含まれており、麺のツヤやコシを作っています。小麦粉のグルテンに作用して、歯触りや弾力がうまれます。
4.中華麺とタンパク質の関係とは
一見、中華麺の炭水化物と添え物や材料としての肉類や魚介類のタンパク質の関係が成り立っています。中華麺に含まれている「良質のタンパク質」もさることながら、スープや焼き豚、魚介類のトッピングによって人間に必要とされるタンパク質を十分に摂取することが可能でしょう。ただし、カロリー面では高カロリーなので取り過ぎには注意したいですね。
5.まとめ
今回は、タンパク質の栄養成分をご紹介するとともに、タンパク質が中華麺に与える効果についてもご説明しました。中華麺の炭水化物と、身体つくりに必要な「タンパク質」の組み合わせは最強といえる食べ物だということがわかりました。
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