GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。つまり、GI値とは食後血糖値の上昇を示す指標になります。
GI値の低い食材は、「肉・魚などのタンパク質」「乳製品」「デンプン質以外の野菜」などが挙げられます。逆にGI値の高い食品の代表はというと「炭水化物」。 ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。
今回は、生パスタは炭水化物に当たりますが、GI値を上げにくい方法も含めてご紹介します。
目次
1.パスタは炭水化物の中でも低GI
2.GI値を上げないようにするための方法
3.パスタソースと具材を確認しよう
4.まとめ
1.パスタは炭水化物の中でも低GI
このGI値を代表的な穀物で比較すると、精白米がGI値88、うどんがGI値85と意外にも日本食の主食のGI値はかなり高く、次いで食パンがGI値70、それに対してパスタのGI値はなんと65と驚くほど低いのです。
パスタの原料はデュラムセモリナという小麦粉の一種ですが、これは通常の小麦や白米よりもゆっくりと消化されるため、血糖値が上がりにくいのです。
また、パスタにはタンパク質とカルシウム、ビタミン、鉄分、そして食物繊維が多く含まれており、ダイエット時に不足しがちな栄養素を摂取できるだけでなく、体内の脂肪を排出するのを手伝ってくれます。
2.GI値を上げないようにするための方法
血糖値を上げないパスタの食べ方があります。パスタを勧めるときは、単品ではなく、サラダかスープをセットにしましょう。パスタを食べる前にそれらを食べる事で、糖質の吸収を緩やかにすることが出来ます。その結果、GI値を上げないようにすることができるのです。
3.パスタソースと具材を確認しよう
パスタソースは、カルボナーラやクリームソースなど、生クリームが入っている物よりも、食物繊維豊富で健康成分リコピンを含んでいるトマトベースのソースが掛かったパスタか、ペペロンチーノなどオイルベースのメニューをお勧めします。
また、GI値を比較して、ご飯ではなくパスタを選んでくれるお客様なら、健康志向の人が多いと思います。できるだけベーコンなどの肉類ではなく、魚介類か、もしくは野菜やキノコを具材として使っているメニューを提案してみましょう。
4.まとめ
今回は、生パスタでもGI値を上げにくい方法も含めてご紹介しました。
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