食品業界ではHACCPはひろく知られてきたのではないでしょうか。しかし、業界をあまり知らない方にとっては「HACCPとは?」となっていることでしょう。
今回は、そんな方の為にHACCPの規格についてご紹介します。
目次
1.HACCPとは
2.HACCPを導入すると食品衛生の意識が高まる
3.HACCPを導入することでトラブル回避
4.HACCPの導入はお早めに
5.まとめ
1.HACCPとは
HACCPは英語で「Hazard Analysis Critical Control Point」といい、これらの頭文字をとってHACCPとなります。読み方は「ハサップ」といい、国際的な食品安全基準として、世界中で信頼されているシステムです。
食品を取り扱う事業者が自ら、食中毒の原因となる汚染や異物混入と言った ”危害要因”を把握し、原料・材料の入荷から完成した製品の出荷までの全ての工程で、それら危害要因の除去・低減の為に安全性を確保する衛生管理の手法の事をいいます。
2.HACCPを導入すると食品衛生の意識が高まる
HACCP導入の為には、事業者内に衛生管理の知識を持つHACCP対応チームを編成する事になる為、それによって従業員の食品衛生への理解が深まり、意識が向上する事が期待されます。
また、HACCPを導入する事で衛生管理が徹底され、工程が効率化する事で生産性の向上が期待できます。
3.HACCPを導入することでトラブル回避
HACCP導入した事業者では、HACCP導入以前の事業者と比べた場合、問題の発生した製品の工場からの出荷を防ぎ易くなると共に、発生した問題の原因究明も容易になります。
異物の混入や食中毒の発生を防ぐ事により、クレームの発生を避ける事ができ、企業イメージの向上にもつながります。
4.HACCPの導入はお早めに
改正食品衛生法には、違反した場合の罰則の規定はありません。しかし将来的に、各都道府県の条例によって罰則が規定されないとも限りません。具体的には、保健所からの指導が入る事による企業イメージの低下や、最悪の場合営業許可の更新停止と言った事態が考えられます。
5.まとめ
今回は、そんな方の為にHACCPの規格についてご紹介しました。
HACCPの導入は、食品関連の事業者として当然になることでしょう。
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