全国には35000店舗のラーメン店があると言われていますが、実際独立して開業するとなると、必要な手続きや届け出など、大変なことも沢山あると思います。今回はラーメン店の開業実現について調べてみました。
■開業は節約を考える!
麺専門店を開業するとなると店の設備や規模にもよると思いますが、平均投資額は1200万円程だと言われています。
一般的に開業する店は場所や内装、外装にこだわりますが、お金を掛ければ売れる、場所が良ければ人がくるという考えは当たり前ですが、なるべく節約をかんがえて開業当初は設備、機材はそのまま使わせてもらえるような物件を選び、テーブルや椅子、看板にもお金がかからないようにしていきましょう。
居抜き物件を家賃5万円前後で探すことができれば、費用もかからず、場所によっては100万円前後でも開業ができるようです。
■資格なしで開業できるのは魅力!
ラーメン屋になるには4、5年の修業や日々の研究が必要というイメージがありますが、今はそんな努力や調理師免許も資格も必要なく開業できるという魅力があります。
食品衛生管理者講習と防火管理者講習を1日~2日程度受ければラーメン店を開業することが出来ます。
もちろん時間的な余裕があるのであれば、急いで開業する前にまず数年はラーメン店で働いて、作り方や材料の仕入れ方、経営に必要な知識を学び、開業について考えてみるのもいいでしょう。
■こだわりのラーメンを作り出す!
ラーメンは味が命と言われますが、食べる人の好みがそれぞれありますので誰もが美味しいというラーメンを作るのは難しいと思います。そこで、成功したラーメンのレシピを参考に、
・定番のラーメン
・王道なラーメン
・具はすべて地元の食材
・食べてみて良い材料
・産地にこだわった食材
等を吟味し、自分の個性をアレンジした新しい味のラーメンをつくっていきます。
■リスクも考える!
お金を掛けずに開業したラーメン屋となると、外見や外装のハードルが低くなりますが、店の造りにお金を掛ければ儲かるというわけではありませんし、場所が良くても家賃が高いと支払いに追われるリスクも高くなります。
又、ラーメンを食べに来る人は、ある程度ラーメン像を描いていますので、アイディアを詰め込んだラーメンが隙間産業的ブレイクとなった場合、長くは好まれないといったリスクも存在します。店舗を増築したり、増やすことなどの判断は、十分注意して考えるようにしましょう。
■まとめ
個人でラーメン店開業。これ以外のも色々な困難が待っていますが、基本となるラーメンをしっかり押さえておくことが大切です。特に中華麺に関しては、手間と時間のかかる自家製麺にこだわるより、品質の安定した製麺所製の中華麺を選択するだけでも、開業リスクを抑えることにつながります。
株式会社カンノは個人でラーメン店開業を夢見るあなたを、安定した品質の中華麺でサポートさせていただきます。