中華麺の「麺」には、生麺と乾麺があることをご存知だと思います。生中華麺は「生」とつくだけあって、その鮮度を維持管理するため、どんなことに気を配る必要があるでしょうか?
■保存するなら冷凍保存がベストではある
生中華麺を長期に渡り保存するなら、冷凍保存することをおすすめします。ただし、生麺を冷凍で保存する場合は、冷凍やけ(麺の食感や風味が落ちる)をしてしまう可能性もあるので、なるべく早く使うというのを前提にする必要があります。冷凍庫内がマイナス18℃位であれば、約1ヶ月位は美味しく食べられる状態を保つことができます。
■家庭用冷蔵庫を使用している場合ドアポケットに要注意!
店舗で使用している冷凍設備が業務用冷凍庫などであれば、基本的には問題ありませんが設置スペースなどの関係で家庭用冷蔵庫を使用している店舗では、冷凍保管にも注意が必要となります。
生中華麺を家庭用冷蔵庫で保存する場合、冷蔵庫のドアポケットや冷気が直接あたる場所に置いておくと、冷蔵庫を開けた時に急激な湿度の変化により起こる袋内への結露が発生します。また、凍結が発生することで水滴が付着した麺の部分の表面が、ふやけてしまう可能性もあります。そのため、冷蔵庫で保存する場合には麺を置く場所にも注意が必要なのです。
■保管は1人前ごとに小分けにする。
店舗で提供するレシピに合わせて、調理をしやすくするために、生中華麺は1人前ずつ小分けにすることで、使う時にすぐ取り出すことができるので便利です。
■解凍した生中華麺を使用しなかった場合
基本的には一度解凍した中華生麺は、たとえ余ったとしても、お店で提供する商品のクオリティを考えた場合、あらためて冷凍して再使用することは基本NGと考えていいでしょう。
生中華麺の魅力を最大限に引き出すのは、あくまでも使いきりであることを意識する必要があります。
■賞味期限への配慮
生中華麺にも賞味期限があり季節によって異なります。暑い夏場だと麺を製造して約2週間、寒い冬場であれば麺を製造して約3週間が目安です。また、賞味期限については、賞味期限切れから7日(1週間)~10日間ほどが目安となります。
ただし、生中華麺の賞味期限は保存状態によっても異なってきます。目安となる保管日数や見た目だけで判断するのではなく、なるべく早く使う様にしましょう。
■製麺所の麺で維持管理コストを削減しよう
生中華麺を店舗で提供することを考えた場合、その鮮度を維持管理するにはかなりの手間暇が発生しますし、それがうまくいかなった場合、廃棄ロスにもつながります。
製麺所生中華麺を利用することは、繊細な生中華麺の維持管理の手間やコスト管理から解放され、店舗運営に力を入れることができるのが大きなメリットといえるでしょう。
弊社、菅野製麺所では、オリジナリティ溢れる300種類以上の麺を製造しています。お客様の納得いただける麺ときっと出会うことができます。
和風魚介系、豚骨魚介系、あっさり醤油系、濃厚系、鶏白湯系、玉子入り麺、手もみ風、味噌系、横浜屋系、九州・博多系、淡麗塩系。ラーメン向けの麺だけでこんなにあります。
※紹介した麺はごく一部です。
また、少量注文にも対応しております。必要な時に必要なだけ、こだわりの麺をおとどけします。
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