スーパーマーケットなどで惣菜を買ってきた場合に、その日で食べきるのならば何も問題はないのですが、食べきれないと判断した時に、保存しておこうと考えました。しかし、食品衛生の上でそれは問題があるので、惣菜の揚げ物の保存可否について紹介しましょう。
惣菜の買い物
夕方以降になると割引が利く場合がある惣菜たちですが、安さにつられてたくさん買ってきてしまったがために、結果的には食べきれなくなって廃棄処分することもあり、後悔することも少なくありません。
この場合は時間をおいてから改めて食べるのが手っ取り早い対応法ですが、次の日以降に食べるか、もしくはお弁当の材料として活用するといった方法も挙げられます。その際、どのようにして保存しておくのかというのが今回の話です。
手つかずの状態を保存する場合、冷蔵庫に保存するならば3日程度なら問題はないとされています。この場合はお弁当の素材として使う場合や次の日の昼食以降に食べるのであれば、支障をきたす恐れがなく短期間消費につながるため一番適した保存方法であるからです。
しかし、それ以外に保存の方法についてはどのようにしておけばよいのでしょうか。冷蔵庫に冷凍庫の機能が搭載されている場合の活用法になります。
冷凍保存に向かない食材
冷凍庫に入れておけば長期保存に聞きますが、直接の保存が一切効かない食品というのは存在します。理由はただ一つ、水分と大きく関係するためです。キュウリやキャベツ、レタスや白菜の場合は水分が放出し逆効果ですし、対照的に豆腐は水分が膨れ上がるといった現象が起きます。
またゴボウなどの繊維系にかかわる野菜も水分が出ていき繊維の部分だけ残るために「使えない」という答えしか出てきません。ネギやにんにくについては風味の関係で禁止されています。
ただし、条件付きならば保存がきく野菜などがあり、茹で卵や生卵にする場合はそぼろや錦糸卵にするほか、じゃがいもの直接保存はスカスカになるもののマッシュポテトとして加工しておくのであれば支障はないのです。
揚げ物の惣菜はどうなの?
買ったその日に食べきれないと判断された惣菜の揚げ物ですが、冷蔵庫に入れて保存するならば長くて一週間程度であると先に触れましたが、冷凍庫での保存が適しているのかです。
実は冷凍としての保存ができ、空揚げやコロッケなどをスーパーで購入するときは惣菜売り場のほかに冷凍食品売り場でも取り扱っている場合も多くあります。ただし、惣菜の美味しさは、なるべく早く召し上がることをお忘れなく。
保存するために欠かせないのが、ラップとフリーザーパックで、こちらは家庭用品売り場などで購入できます。そして、いつ保存を開始したのか日付を記入してから保存すると、ほかの食品と見分けやすくするので便利です。
揚げ物のお惣菜の保存に関しては、約一か月以内に消費することを常に意識しておきましょう。なお、効果的な方法は、まとめてラップなどに包むのではなく一つずつ小分けにしてから包み込むことを常に意識しておきましょう。その後、フリーザーパックに入れるのですが中の空気はしっかりと抜き取ってください。
解凍方法
冷凍庫から取り出した後の解凍方法について紹介しておきましょう。取り出した直後は自然解凍することから始まります。しばらく様子を見た後、問題がないのであれば電子レンジを使って30秒程度暖めます(電子レンジの出力による)。
それ以上だと仕上がりに影響を与えるどころか見た目が悪くなる原因になるため、短い時間で済ませましょう。その後は魚を焼くためのグリルもしくはトースター(持っていない方は前者でいいです)で加熱するだけです。
まとめ
惣菜として買ってきた揚げ物を保存する方法について紹介してまいりました。通常の惣菜ではその日のうちで消費しておくのが最も理想な形であり、新鮮さを失わない秘訣です。保存もできますが、販売での消費期限は当日です。あくまで目安として考えてください。
菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。