惣菜の作り置きは、どれくらい日持ちするのでしょうか。作り置きに向いていない食材や、保存方法などについても併せて解説します。作り置き初心者の方も必見です。保存方法・保存期間・解凍方法を知り、惣菜の作り置きを美味しく食べましょう。
作り置きに向いていない食材とは
料理の時短などメリットの多い作り置きですが、食材選びには注意が必要です。作り置きに向いていない食材は、主に以下のものです。
●じゃがいも
●りんごやアボカドなど、酸素に触れると変色しやすい食材
●キャベツやもやしなど、調理した後に水分が出てくる食材
●冷凍できない食材(作り置きを冷凍保存する場合)
じゃがいもは、傷みやすい食材のため夏場の作り置きはなるべく避けましょう。変色しやすい食材は、変色によって食材の傷みを見落とす危険があります。水分が出やすい食材も傷みやすいため、作り置きには向いていません。
野菜から出てくる水分は、食材を劣化させてしまいます。そのため傷むのも早く、お弁当に入れると食中毒になる恐れがあります。特に夏場は食中毒の危険が高まるため、傷みやすい食材には気をつけましょう。
また冷凍できない食材として、水分が多い食材・豆腐・こんにゃくなどがあります。作り置きを冷凍保存する場合は、使用しないようにしましょう。
惣菜の作り置きと日持ちについて
スーパーで売られている市販惣菜はもちろん、家庭で調理される手作りのおかずも惣菜に含まれます。揚げ物や煮物などの惣菜は、冷凍保存が可能です。冷凍保存したい惣菜に冷凍に向かない食材が入っている場合は、取り除いて冷凍しましょう。
揚げ物や煮物など、熱いものはよく冷ましてから冷凍しましょう。揚げ物を解凍する時は電子レンジで温めた後、オーブントースターで焼くとサクサクに仕上がります。
惣菜は冷蔵保存で数日、冷凍保存で最大1ヶ月程度日持ちします。ただし、冷凍保存であっても味や風味が落ちる場合があります。惣菜を美味しく食べられるのは、冷凍保存でも2週間程度とされています。長期保存はなるべく避け、早めに食べきるようにしましょう。
作り置きの保存方法
作り置きの保存方法として、冷蔵保存と冷凍保存があります。冷蔵保存の場合、耐熱ガラス容器・耐熱プラスチック容器・ホーロー容器などに入れて保存すると便利です。冷蔵庫から出して、容器のまま食品を温めることができます。
冷凍保存の場合は食品を小分けにしてラップで包み、フリーザーバッグに入れます。この時空気に触れて食品が劣化するのを防ぐため、中の空気を抜きましょう。食材の品名や日付などをフリーザーバッグに記入し、いつの食材なのか分かるようにしましょう。
解凍する時は電子レンジを使用するか、冷蔵庫へ移してゆっくり自然解凍しましょう。冷蔵庫での解凍は時間がかかりますが、冷凍した時に閉じ込められた旨味成分が逃げるのを防ぐので、より美味しく召し上がれます。
まとめ
今回は、惣菜の作り置きの日持ちについてご紹介しました。日持ちは、使われている食材によって変わってくることがあります。冷凍保存の場合でも、長期保存には注意が必要です。上手に冷凍保存と解凍をして、惣菜を美味しく食べましょう。
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