FSSCは認証を求める一規格

私たちが安心して買い物をできる環境づくりをしてくれている小売業界や食品業界は、様々な規格を制定し衛生面などは常に厳しくしていることで、新鮮かつおいしい食品を提供しています。今回は、その認証の中でFSSCというものを紹介します。

FSSCを説明する前に

FSSCを説明する前に、「GFSI(世界食品安全イニシアチブ)」についえ説明しておきましょう。日本でいえばイオン、アメリカでいえばコカ・コーラやウォルマート、フランスでいえばダノンなどといった世界中に存在している流通と食品業界の大手約650社がこの組織に加入していることから、食の安全について厳しい規格を設けることを目的とした組織です。

加入している流通業界において、取引先に対して一定以上のレベルを設けることにより、認証スキームを取得させることを望んでおり、今回お話しするFSSCに関してもその規格の一つとして定めています。食の安全を守るためにも、規格一つとってみてもレベルを高くすることにより消費者に安全な食品を提供しているのですね。

互換性

ISOと互換性があることから、FSSC22000はISO22000をもとに、ISO/TS22002シリーズを追加した規格となっています。もとをただせば食品業界に提供される国際規格であり、食品安全を成就するために製造関係の組織で使うことを前提として制定されたものです。

要素

ISO22000をベースに、食品製造や包装材料の製造、畜産やその育成に必要な資料の製造といった部門に対し、その技術仕様に対しても規格がそれぞれ設けられ、さらに食品を汚染などといった悪意から守ること(フードディフェンス)や、生産地や成分などの各種偽装(フードフラウド)といった事象から食品の安全を守ることを目的に、追加要求事項という形でプラスされました。

通常の規格と比べると、社会問題となった産地や賞味期限などといった各種偽装問題、それに伴うリコール問題といった食の安全を脅かす事象についても、それぞれ強化されることにより、安全に対するリスクを減少させることができるという形で現れ、消費者からも信頼されるために強化したポイントであるということです。

取得メリット

通常のものと比べ、要求事項についても細分化され、食品に対し安全かつ確実な管理体制を持たすことにより、信頼性の向上に努めることができたのが一つで、もう一つが高レベルの安全マネジメントシステム運用を適用することにより、それを維持できることも業界全般に対するイメージアップにも貢献しています。

また、取引先との関係も以前に増して強化されることにより、監査を軽減することや詳細問題については自社管理をすることにより明確化されることによって、リスク管理範囲が広くなったことからシステム運用を確実なものにしたことも一つで、最後は問題点に対する個々検出力強化をすることで、社員教育の改善につながることが取得メリットであることです。

まとめ

FSSCの認証について説明しましたが、ISOとの互換性だけでなく追加された項目もあることから、一つの規格として食品の安全性を高める意味でも有意義な存在となってきていることも事実です。

菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
URL