スーパーで買い物をしているとき、HACCPと書かれたマークのついた食品を見かけたことがありますか?これがどういう意味を示しているのかご存知の方は少ないのではないでしょうか。そこで今回は、HACCPの認証機関と認証マークの重要性についてご紹介します。
目次
1.HACCPって?
2.HACCP認証の種類とは
3.認証マークの重要性
4.まとめ
1.HACCPって?
HACCPとは、食品の各製造工程を分析・記録して管理していくことで起こりうる危害を未然に食い止める管理手法を指します。アメリカのアポロ計画の際、宇宙食の安全性のために構想され、今日まで様々な食品関係の現場に導入されてきました。
2.HACCP認証の種類とは
HACCPを認証する機関は複数存在します。また、マークもその機関の数だけ存在します。認証機関ごとにマークだけでなく認証サービスにも違いがあるため、信頼できる組織か見極めるのが重要です。認証機関は大きく分けると次のようなものがあります。
<地方自治体によるHACCP認証>
これは、自治体独自の審査基準で認証するHACCPです。比較的取得しやすいですが、その分対象になる食品や適応される範囲が狭いのが特徴です。
<業界団体の認証>
全国製麺協同組合連合会や全国菓子工業組合連合会といった団体内の基準で審査されるので、各業界や業種間で効力を発揮します。
<民間審査機関>
民間のHACCP認証機関は多く存在し、認証を受ける場合にはコンサルティング料や人件費が多くかかります。導入する難易度が取扱製品によっては高くなります。
3.認証マークの重要性
HACCPの認証が決定されると以下のような場所に認証マークを使用することができます。
・施設内外部や配送車といった機材
・製造工程で生産された製品
・ホームページ、パンフレット、名刺
認証マークを表示することで、安心して購入できる食品だという証明をすることができます。
4.まとめ
今回は、HACCPの認証機関と認証マークの重要性についてご説明しました。HACCPのマークは多種多様であり、認証の敷居や信頼性にも独自性があることがわかりました。今後のことを考えるのであれば、ぜひ国際的に認可されているHACCPの認証を受けることをおすすめします。
菅野製麺所の皮類製造現場は、全国製麺協同組合連合会のHACCP高度化計画の認定を受けていますので、安心して召し上がっていただけます。餃子やシュウマイ、肉まん、あんまんなどの点心を家庭の食卓で楽しめます。こだわりぬいた食材と製法で作られたひと味違う点心をぜひご賞味ください。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
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