営業中や開業前に、オリジナル中華麺は店舗で手打ちをしたほうが良いのか、製麺所に依頼をしたほうが良いのか悩むところではないでしょうか。今回は、製麺所に中華麺を依頼するメリットについてご説明しましょう。
ブランドは保たれるのか
中華麺は、オリジナルスープとの相性がマッチすることでひとつの商品となります。そのようなことを考えると、中華麺も他店とは違うオリジナリティを求めることが望まれます。
オリジナリティのあるラーメンは、その店のブランドとなり、顧客を取り込む他、長い時間をかけて人々に浸透していくことで、競合他社と価格競争になってしまっても、販売価格を維持することができ、売上を確保しやすくなります。
では、中華麺を製麺所に依頼することで、そのように確立したブランド力のあるラーメンは保たれるのか。という疑問も生じてくることでしょう。
製麺所では、職人の考えを取り入れ、様々な要素を組み合わせて、職人ひとりひとりの要望に応えていきます。店舗に合わせた「配合・太さ・形状」に合わせた最適な中華麺をご提案できるので、他店とは異なったオリジナルの中華麺を作り出すことができるのです。
ブレない品質と安全
麺は季節や温度、湿度により品質に変化が生じます。製麺所では、この変化を最小限に抑えるために、徹底した管理をおこなっています。工場内の環境を一定に保つことで、品質も常に一定に保つことができ、安定した品質が提供できます。
また、麺とスープが上手く絡むためには、麺の水分量とpHも非常に重要な要素となります。理学検査をおこなうことで、日々の生産が安定した基準で維持されているかを確認することができます。
安全面でも工場製品は安定しています。出荷製品だけでなく、原材料や添加物についても微生物検査をおこない、常に製品が清潔な環境で作られているかの確認がおこなわれます。製品は製造から出荷まで、より安全であるよう、製造工場から冷蔵庫、配送車両にいたるまで、衛生的な環境が保持されています。
製麺所の「圧延」
製麺機を使用して中華麺を作る店主もいらっしゃると思われますが、製麺機の大きさが小型の場合には圧延という工程を担うローラーがひとつしかないことが多く見うけられます。
製麺所では、4~5種類の直系の異なるローラーによって段階ごとに計算された圧力をかけながら徐々に引き伸ばされるのです。
まとめ
製麺所に中華麺を依頼するケースには2種類あります。ひとつは、既製品を購入するという方法。もうひとつがオリジナル麺を依頼することです。以前は既製品を販売することが多かった製麺所も、今ではオリジナルの麺を製造してくれることも多くなりました。自分で製麺するのが難しい麺も、しっかりとした設備がある製麺所なら製造できるかもしれません。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
http://www.kannoseimen.com/