麺類というのは種類が多く、すぐに浮かぶだけでも「中華麺・うどん・そうめん・そば・パスタ」などがあります。その中でも形状や太さでまた細分化しますが、今回は中華麺について詳しく見ていきたいと思います。
中華麺とは
名前にある通り、中華麺は中国が発祥と言われています。その製法は小麦粉にかん水を混ぜて作られるものが殆どですが、近年ではこの中華麺の最大の特徴である、かん水を使わない中華麺も見られるようになりました。
中華麺を使った料理は膨大な品数に上ります。またその料理に合う麺の種類も多く存在しており、中華麺は進化し続けていると言えるでしょう。
もはや日本の国民食と呼んでもいいほど、発展して広まったラーメン。勿論これにも中華麺が使用されている事は言うに及びません。現在、国内で提供されるラーメンメニューの総数は、ラーメン屋の店舗数以上と言っても過言ではないと思われます。
そのラーメン屋さんの使う中華麺は殆どの場合、専門の製麺所で作られています。製麺所で作られる麺とは言え、画一的というわけではありません。こだわりのあるラーメン屋さんについては、その店オリジナルの専用麺の製麺供給を受けるという対応も可能であり、実際にそういったケースも多く見られます。
ラーメン店によっては製麺所に頼らず、その店舗で製麺まで行う店もあります。しかしそういったタイプの店舗は比較的に少数派と見做されます。やはり製麺所にお願いするメリットが大きい事が、その理由として挙げられると言えるでしょう。
製麺所は麺を専門に作るプロです。その製法は製麺所ごとに違っています。いろいろな注文にも対応可能な所がほとんどです。麺の太さも極太麺から極細麺、ストレート麺からちぢれ麺と、形も違えば味も違ってきます。
麺はその太さや形で、その麺を使用する料理の味すら決定づけるものです。スープと麺の絡みやすさを優先したいメニューに細麺を使用したり、コシの強さやのびにくさを優先したい場合には太麺を絡ませたり、お店の味を演出する際には重要なものです。
中華麺の太さ
麺料理にとって中華麺の太さは、スープとの相性の良し悪しを左右するとても大きな要素になります。ラーメン用とちゃんぽんなどに使用される麺は、太さも違えばちぢれ方も違います。中華麺と一言で纏められないほど、麺の形状や太さは豊富です。
九州地方などの豚骨ラーメンは細麺のイメージが強いですが、お店によっては中太麺を使用している所もあります。それに反して濃厚なスープが特徴的な札幌味噌ラーメンは、太めの麺のイメージがあります。それ以外に太麺は、つけ麺や汁なし担々麺などに多く使われていますが、お店によって異なります。
麺の太さの違いは、使用される料理に最適な物を用意しなければ、その料理自体が成立しないほど重要なことなのです。したがってその店舗ごとに工夫を凝らし、独自性を追及するのは、自然な成り行きと言えます。
まとめ
こだわりが強ければ強いほど、麺の太さなどにはとくに独自性が問われるところです。この奥の深い中華麺で勝負するには、お店独自の麺を使用することが大切なポイントとなります。製麺所を利用して、独自の麺を検討してみてはいかがでしょうか。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
