近年の原材料費や光熱費の高騰、そして人件費の上昇により、ラーメン一杯の価格設定に頭を悩ませるラーメン店主も少なくありません。「1000円超えは高い」と思われるのでは?という不安もある一方で、こだわりのスープや麺、トッピングに見合う価格設定をしないと店の継続は難しいのも現実です。本記事では、ラーメンを1000円以上で提供することに対する不安を解消し、納得感ある価格で集客と利益を両立する方法をステップ形式で解説します。
目次
- ラーメンの価格と原価の現状を把握する
- 安売りがもたらす落とし穴とは
- 高価格でも「納得感」を与えるポイント
- 価格に見合ったブランディング戦略
- 実際に1000円以上の価格設定で成功している店の事例
- まとめ
1. ラーメンの価格と原価の現状を把握する
ラーメン一杯にかかる原価は一般的に約30%とされます。例えばスープに動物系と魚介のWスープを使用した場合、スープ原価だけでも1杯あたり200円以上になることもあります。さらにチャーシューや味玉などのトッピング、特製麺の仕入れ、店舗の光熱費や人件費を含めると、800円で販売しても実質の利益はわずか。1000円以上でなければ、長期的な店舗運営が困難になるケースも多いのです。
2. 安売りがもたらす落とし穴とは
「安くすればお客様が増える」という考えは短期的には効果があるかもしれません。しかし、価格を下げすぎると、原材料の質を落とさざるを得ず、味や満足度の低下を招きます。また、安売り店としてのイメージが定着すると、値上げのタイミングで客離れを起こすリスクも。つまり、価格を武器にする戦略は限界があるのです。
3. 高価格でも「納得感」を与えるポイント
価格以上の満足感を与えるには、まず「なぜ高いのか」をお客様に伝える必要があります。産地直送の小麦を使った特注麺、厳選された豚骨を18時間炊き上げたスープ、手間暇かけたトッピングなど、その“こだわり”をメニューやPOP、SNSで丁寧に紹介しましょう。高品質な食材を使っている店は、むしろ価格を正当に伝えることで信頼につながります。
4. 価格に見合ったブランディング戦略
店の内装、器、音楽、接客に至るまで「ラーメン体験」の総合価値を高めることが重要です。特に1000円以上の価格帯では、単に“おいしい”ではなく、“雰囲気がいい”“丁寧な仕事を感じる”“自分へのご褒美に来たい”と思わせる演出が必要です。ブランドイメージを統一し、ラーメン1杯を「価値ある体験」に昇華させましょう。
5. 実際に1000円以上の価格設定で成功している店の事例
東京都内には、一杯1200円〜1500円のラーメンを提供しながら、連日行列を作る店が多数あります。彼らに共通するのは「限定性」と「物語性」です。たとえば、季節限定のラーメンや、地元食材とのコラボメニュー、職人との共同開発など、唯一無二の価値を提供しており、価格に納得して来店するファンを獲得しています。
6. まとめ
ラーメンの価格を1000円以上に設定することは、決して贅沢ではありません。それだけの価値を提供できていれば、お客様はむしろ満足して帰ってくれます。大切なのは、「なぜその価格なのか」を丁寧に伝え、その価格にふさわしい“味・空間・体験”を構築すること。今こそ、値下げではなく“価値の見える化”で勝負する時代です。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
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