中華麺でできる料理は無限

ラーメン店を経営していく上で、メインとなる中華麺をラーメンのみで利用するのは、実はかなりもったいない使い方かもしれません。なぜなら中華麺は料理の素材としてかなり万能に使えるからです。今回はお店で提供する新メニューを考える上で、どんな料理に中華麺が利用できるか見ていきましょう。

■中華麺調理前の基本

中華麺は基本的に一定の水分を与えることで、食材として利用することができますが、水分を与える方法もさまざまな方法があります。

・茹でる
・蒸す

またそれ以外ですと

・炒める
・揚げる

など、調理法によっていろいろ楽しめる中華麺。

沖縄そばで使用されている麺、実は中華麺の種類です。そうやって考えると、中華麺だからといって使用方法がラーメンや焼きそばだけではもったいないかもしれません。それぞれの調理法から中華麺の可能性を考察してみましょう。

■茹でる

パスタと違って、茹で時間の短い中華麺は時間の短縮になりますし、ナポリタンやカルボナーラなどパスタの定番味付けを中華麺でやってみると、おもいしろい組み合わせになるかもしれません。温かくても冷やしてもおいしい中華麺ならパスタのようないろいろな料理方法とマッチしそうです。

◎蒸す
蒸し麺の代表メニューは長崎ちゃんぽんでしょうか。モチモチでコシのある麺がたくさんの具材や濃厚スープとからまって、食べ応えのある料理です。

麺のコシや弾力を出すことができる蒸し麺は、焼きそばにもおすすめ。生麺を硬めに茹でて、焼きそばに使用しているお店も多くあるとおもいますが、べたっとした食感になってしまうので、食感を意識した焼きそばを目指すなら蒸し麺をお試しください。

このほか、生春巻きの具材として入れても、モチモチとした食感とボリュームで満腹感を得られる一品になりそうです。お店でお酒のおつまみとして出してみるのもいいかもしれません。

◎炒める
炒める中華麺料理の代表は先ほど「蒸す」のカテゴリーでもふれました「焼きそば」です。焼きそばといっても種類はさまざまでソース焼きそば、タイ風焼きそば、シーフード焼きそばなど多くの種類があります。

中華料理と中華麺の相性がよいので、チンジャオロースの具材と中華麺を炒めてチンジャオロース麺とか、アレンジによってレシピはどんどん増えていきそう、弾力のある硬めの麺は食べ応えがありそうです。

◎揚げる
揚げた麺でメニューを考えると、王道なところだとあんかけ焼きそば。上にのせる具材でオリジナリティがでます。それ以外ですとクルトンのようにサラダに入れて食したり、揚げた麺を細かくしてお好みの味付けでスナック菓子のようにしたり、いろいろと楽しめそうな揚げ麺。揚げた食感を利用した新しいお店のメニューが生まれそうです。

■まとめ

中華麺を利用したメニュー数が増えると、仕入れた中華麺の利用方法が増えて賞味期限の問題や食材ロスなどの問題が解決されますし、オリジナリティあるメニューも出せるかもしれません。中華麺でできる無限の料理でお店を盛り上げていきましょう。

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公式サイト
http://www.kannoseimen.com/