これから飲食店を開業しようとしている人にとって、立地は最重要な要素です。自分の始めたいお店とそれに適した立地の関係性を良く理解しないまま立地を決めようとしている人も中には居るかと思います。今回は立地の重要性について詳しく解説します。
飲食店は立地が重要!
繁盛する飲食店に要因はいくつかあります。料理のおいしさ・お店の雰囲気づくり・広告宣伝の仕方・ボリュームと価格、そしてそれらを合わせたよりも大きな要素を占めるかも知れないのが「立地」です。立地が良くなければお客さんは入ってくれません。
場所選びのポイント
ここでは、飲食店を開業する場所選びのポイントを3つ上げます。
場所選びのポイント1.雰囲気
場所選びのポイント一つ目は、その場所が自分の思い描く店のコンセプトにあっているかどうかです。その場所の雰囲気が、店の雰囲気と合っていないと、お客さんは集まりにくくなります。実際に何度かその場所を訪れて、雰囲気を肌で確かめておきましょう。
場所選びのポイント2.客層
飲食店のお客さんになり得るのは、店周辺の住民・店周辺で働いている人・通学している人・週末に遊びに来る人などです。メニュー作りや価格設定は客層に左右されますので、どの様な客層が実際にその場所に居るのか、来るのかを知ることはとても重要な事になります。
場所選びのポイント3.賃料
人通りの多い場所は、当然物件の賃料などのコストも高くなります。高いコストを支払っても思うように集客できないと、賃料を払い続けることが出来ず、店をたたむ事になります。
必ずしも人通りの多い駅前などにこだわらず、自分の店に合った客層の集まる場所に店を開く方が賢明です。
立地ごとの客層の違い
ここからは、場所ごとの客層の違いを見て行きましょう。
駅前など人通りの多い場所
駅前は徒歩客が多く、お酒を出すお店に適しています。但し賃料コストはどうしても高くなるため、出店には十分な検討を要します。
繁華街
週末に特に人の多く集まる繁華街は、ファミリー層やカップルが多い為、それ自体にレジャー要素のある飲食店、例えば回転ずしや焼き肉などのお店に適しています。やはり賃料コストは高いので慎重に検討しましょう。
ビジネス街
ランチの時間帯、夕方の仕事終わりの時間帯のニーズは多く見込めます。しかし土日は人が少なく、集客が難しいという一面もあります。曜日に関わらずファミリー層・カップル客は集まりません。近年ではビジネス街にも巨大タワーマンションが建てられていますが、住人の需要はデリバリーに集中している様です。
商店街
メインの客層は周辺住民となりますが、いわゆるシャッター街への出店では大きな売り上げは見込めません。競合店が少ないという特徴がありますが、出店には十分な検討を要します。
デパート・ショッピングモール内
人通りが多く、安定した集客が期待できる反面、競合店が多く、他店との差別化が難しいという問題があります。
山の手・海岸沿い
お客さんのほとんどは車で来ることになります。その為、相応の駐車場用地の確保が必要です。客単価はやや高めに設定することが多い様です。
幹線道路沿い
やはりほとんどのお客が車での来店となる為、駐車場用地の確保が必須となります。道路からの入りやすさ・出やすさにも十分な配慮が必要です。看板も通りから見やすい様に工夫しましょう。
通行量の少ない通り沿い
人通りが少ないので、お店の個性で勝負する必要があります。メニューや雰囲気づくりを工夫して、穴場的存在を目指しましょう。
住宅街
周辺住民が主なお客になります。ファミリー層・カップル層共に多く期待できます。リーズナブルな価格設定とバラエティーに富んだメニュー開発が重要になります。
まとめ
今回は店舗開業時の場所選びの重要性についてお伝えしました。いずれの場所に店を出すにしても、自分のお店のイメージをしっかりと持つことが成功のカギとなります。店のコンセプトと客層がマッチすれば成功の可能性は高まります。
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