今はスタッフとして働いている(もしくは会社勤めなどをしている)が、いつかは自分の店を持ちたい! そう考えている方もいらっしゃる方も多いと思います。では、独立開業するのに一番適した時期はいつなのでしょうか? 今回はラーメン屋の開業に適した時期をテーマにお伝えします。
独立開業に最も適しているのは30代!
自身がラーメン店でアルバイトスタッフとして働いているのなら、自分のお店を早く持ちたいという気持ちが日増しに強くなるのも無理もありません。しかし、アルバイトとして働きながら開業資金を貯めるのにはそれなりに時間が掛かります。ここは辛抱強く耐えましょう。
そして、ラーメン店とは関係のない会社勤めをしている方でも、趣味でラーメンを食べ歩いていて、いつかはお店を持ちたいと考えている方もいると思います。
正社員として働いているのなら、アルバイトスタッフとして働くよりは早く開業資金が貯められますが、会社を辞めた後に、ラーメン店で一から修行せねばなりません。これには最低でも一年から数年の年月を見ておいた方が良いでしょう。
それらの事情を考えると、開業に最も適しているのは、開業に必要な資金も貯金できていて、ラーメン作りを習得する時間も確保できるとなると、多くの場合は30代がそれに該当すると言えます。
ラーメン屋は体力も必要とする仕事ですので、それ以降の年代になると厳しいかもしれません。気力・体力共に充実し、開業に必要な資金も貯まり、ラーメン屋での修行も終えた状態で迎える30代が、ラーメン店の開業には最も適した年代なのです。
開業資金が貯金できていなかったら開業は諦めるしかないの?
開業に必要な資金を全額貯めておく必要はありません。もちろん自己資金の比率が高ければ高い方が安心ではあります。一般的なのは、開業資金の一部を自己資金で用意し、残りを地元の地方銀行や信用銀行等から借り入れる方法です。ただし、地方銀行・信用銀行から借り入れを行うには、これまでの借り入れ・返済実績や担保となる物が無いと厳しいのも事実です。
それ以外の方法として、日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用する方法があります。これは、開業資金総額の1割かそれ以上の自己資金がある方ならば、融資を受けられる可能性が高いと言われています。
自治体で助成金や補助金の制度がある場合もありますので、調べてみる事をおすすめします。
いずれの場合でも、開業資金の最低3分の1以上は用意しておく、逆に言うと自分で用意できるお金の3倍以上の開業資金が掛かるお店は、考え直した方が無難と言えます。
まとめ
今回は、ラーメン屋の開業に適した時期はいつか? をテーマにお伝えしました。様々な理由から、30代がその最も適した時期であると言えます。現在、ラーメン屋でアルバイトスタッフとして働いている方も、全く異なる業種で働いている方も、開業の日に向けて貯金と修業を頑張ってください。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
