一般的に飲食店の食材の仕入れ先は市場や業務用スーパー、あるいは、卸売業者への依頼などといったものが多く、麺に関しても同じような状況が続いていました。ところが、新型コロナやIT技術の活用拡大などの影響もあり、その形は確実に変わり始めています。今回は「麺の仕入れ先としての通販の可能性」を探っていきたいと思います。
飲食店の仕入れ業務の現状について
飲食店にとって仕入れ業務は非常に重要なものになります。その理由としてあげられるのは以下の点です。
①仕入れ値は原価率に関わるため売上に影響すること
②仕入れる食材の品質は提供する料理の出来に直接影響すること
などです。仕入れ業務が出来る人材を育てるには多くのコストがかかります。そのため、個人の飲食店などは経営者自らが仕入れ業務を行う場面が多いのが現状のようです。
仕入れ業務のコストについて
まず、仕入れ業務にかかるコストとして大きいのは時間的コストと言えるでしょう。市場や業務用スーパーなどへ直接足を運ばなければなりません。時間調整や食材を運ぶ自動車などの手配、人材の確保など調整事項は多岐にわたります。
近年の飲食店経営の実情
コロナ禍での飲食店経営は非常に厳しい現状であると言わざるを得ません。時短営業要請や密を避けるための対策、また当然のことながら除菌対策まで、コスト増、売上減といった状況がここまで続いています。
飲食店にとってコスト削減は必須業務‼
ステイホームが定着した現状では売上増の要因を見つけるのは容易ではありません。そこで、いかに売り上げを伸ばすか？ではなく、いかにコストを削減するか？といったことが、今できる最善の策ではないでしょうか？
コスト削減の最善策としての通販
スマートフォンが普及した現在、ネット通販の利用はより手軽になりました。ネット通販の利点は、
①時間の制約がないこと (24時間いつでも発注可能)
②在庫確認や見積もりなどが不要なこと
③店舗まで品物を運送業者に運んで頂けること
などです。
逆に不利な点は、品物を実際手に取って見ることができない点などが挙げられます。しかしながら、その点に関しても製麺所などの食品を扱うサイトは、無料サンプル品などで不利な点がカバーされていることが多いようです。
一回の発注量が多いラーメン店などは配送料に関しても一回の配送にまとめられるので、これもコスト削減と言えるでしょう。また在庫管理がしやすい点でも食材のロスに繋がりにくく、SDGsの観点からも通販は優れた選択肢であると言えるでしょう。
まとめ
近年の社会情勢は飲食店経営者にとって非常に厳しい状況であることは周知の通りですが、そこに対応すべく多くの新技術や新たなアイデアなどが出てきているのも事実です。それを積極的に取り入れ、時代に対応していくことが今後の発展に繋がっていくと言えるのではないでしょうか？
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
