昨今の世情などもあり、多くのレストランや食堂などのメニューの多くが、お持ち帰り出来るテイクアウトメニューとして提供されています。以前から蕎麦などは出前などで注文いただき家庭に届くシステムがありましたが、お持ち帰りでの麺メニューは数々の問題を克服する事により可能になったと言えます。今回は、お持ち帰りできる麺について見てまいりましょう。
麺のメニュー
麺料理は非常に多くの種類があります。汁物から汁なしのものだけで分けても大変な数です。したがって、全ての麺料理がお持ち帰り可能とは言えないものではあります。また、店舗によっては敢えてお持ち帰り不可となっている商品もあります。
簡単にそのメニューを見てみましても、うどん・蕎麦・ラーメンなどは典型的な汁物で麺類の代表です。かたやスープスパゲティなど、ある意味特殊な物を除いたスパゲティ・焼きそば汁のない蕎麦などは汁物でない麺類となります。
お持ち帰りできる麺料理は、多くの店舗で提供されているメニューの殆どをカバーしていると言ってもよいほど普及してまいりました。
お持ち帰りのための技術
典型的なお持ち帰りできる麺類とは多くありますが、先にも書きましたが全ての麺類を提供している店舗が、全部お持ち帰りに対応しているとは限らない事はご承知の通りだと思います。
麺は出来立てが一番おいしく頂けるという事から、お持ち帰りをしていない店舗も名店と呼ばれているお店などに多く見受けられます。勿論、その通りではあるのですが近年の製麺技術の進歩により徐々にではありますが、お持ち帰りできる麺の種類は増え続けています。
麺類を持ち帰り出来る商品にするためには、超えなければならないハードルが幾つか存在しました。しかし、過去形なのは幾つかの問題は既にクリアーされているからです。麺の弱点は茹でてしまった後は伸びやすいといった事、ふやけてしまうなどが弱点としてありました。
これらの弱点はラーメンの麺・スパゲティ・蕎麦・うどんなど麺全般に言われていることです。麺は時間がたてば伸びるという事は宿命の様なものでした。したがって、麺料理は調理して直ぐが一番おいしいと言われているのです。
しかし、自家製麺などは別として製麺所で作られる麺は、この時間がたてば伸びる麺を時間がたっても伸びにくい麺へ、ふやけやすい麺をふやけない麺へと進化させています。これはある意味製麺所だからこそ可能な事かも知れません。
製麺所は勿論、麺を作るのが仕事です。それ故、多くの経験と麺の開発と言った事に関してはプロ中のプロです。小麦粉の種類や配合の具合、水分の調整など多くの点を見直し、伸びにくい麺は開発されてきたのです。
この伸びにくい麺はラーメン・スパゲティ・うどんなど全ての種類の麺で開発されています、これらの麺の開発の結果、殆どの麺類のメニューで持ち帰り可能な商品が店舗で採用されるのです。
まとめ
麺類のお持ち帰りを可能にしたのは、麺の弱点であった時間がたてば伸びてしまうという物を克服した点が最も大きいと思われます。勿論、テイクアウトの容器なども保温性を重視したものなどが使われている点も見逃せません。
製麺所とそこで製造された麺で多くのメニューを提供する店舗との協力関係で、今後もより良い商品が開発されることが楽しみで期待できるお持ち帰り麺に関する所見でした。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。