【はじめに】
「新しくお店を開業したいけれど何から着手したらよいか分からない」そんな考えをお持ちの方も多いと思います。今回新店開業前に準備するべきことについてまとめてみました。参考にしてください。
【開業までに必要な6つのポイント】
実際に「なぜ店をオープンしたいか」や「お店のコンセプト」、「事業計画書の立案」、「資金調達」などといった開業前に考えるべき根本的なことの準備ができたら今度は実際にお店をオープンさせるまでに必要な行動をとっていきます。
①出店場所の確認
出店場所、立地の決定は顧客獲得のかなめとも言えます。まず商圏リサーチを行い出店場所を決めたら実際に物件(店舗物件)の確保へと進んでいきましょう。
②仕入れ先を探す
仕入れ先はメーカーと直接取引するのか、問屋から仕入れるのか、インターネットを使って仕入れるのかなど、いくつかの選択肢があります。業態にマッチした方法を選択しましょう。
③具体的なオープンの準備
店のコンセプトに合わせた内装・外装の施工と人材の確保、商品、備品の準備がそれに当たります。研修期間などを設ける場合にはスタッフの採用を早めに決めておいても良いでしょう。
④店の宣伝・情報発信
オープン前に精力的に行ってほしいのが宣伝・情報発信です。チラシの作成、SNS、貼り紙など開業予算に合わせた方法で宣伝していきましょう。
⑤開業届の提出
基本的に開業前1か月以内に「開業届」、「防火管理者選任届」、「内装・食品衛生責任者の届け出」、「深夜に酒類を提供する際の届け出」といった必要書類をまとめて提出しておきましょう。
⑥シミュレーション
オープン前に実際の業務がどのように回っていくのかオペレーションの確認をする必要があります。そこでおすすめなのが「プレオープン」です。知人・友人などを集め業務が滞りなく進むかなど事前に把握しておきましょう。
【まとめ】
いかがでしたか?
今回あまり紹介できませんでしたが、新店開業に向けて実際に行動を起こす前に考えるべきこと、準備しておくことも実は結構あります。そしてその中でも特に大切なのが「なぜ開業するのか」ということです。ここがぶれてしまってはせっかく開業の準備を進めてオープンしたとしてもお店は長続きしづらいです。なぜ開業するのか、「地域のお客さんのため」、「新しいサービスを提供したいため」色々とあると思いますが、ここが大事な根っこの部分だと思って今一度考えてみることをお勧めいたします。