生パスタは何故美味しいのか?

もちもちとした食感が人気でブームとなった生パスタは、今では完全に定番人気メニューとして定着した感があります。今日はそんな美味しい美味しい生パスタが、いったいなぜ日本人にこんなにも愛されるのか、少し考えてみましょう。

■日本のパスタ史は乾麺から始まった。

30年ほど前には、パスタといえば日本人は乾麺のパスタしか知らない人がほとんどで、生パスタは知らない人が多かったのですが、1980年代以降、イタリア料理店が数多くオープンし、生パスタは日本人にも一気に親しみやすいものとなりました。

■生パスタが日本でも受け入れられたワケ

炊いたお米である白米を主食としている日本人は、もちもちとした食感を好むという特徴があるのかもしれません。生パスタのもちもちとした食感は、日本人にとっては新しい出会いでありながら、同時に昔から親しんできた、懐かしい食感に近い気がします。

日本人がイタリア料理に抱く、おしゃれ、陽気、流行、そしておいしい!というイメージと、白米で慣れ親しんだもちもちの食感が同時に楽しめるからこそ、生パスタはここまで日本人に愛されるようになったのではないでしょうか。

■美味しい生パスタを目指した、もちもちした麺の開発

製麺所では、ミキシングと呼ばれる工程で、小麦粉・塩・玉子などを攪拌し水を加えます。
原料の配合は製品によって異なります。分量によって『麺』のコシも変わります。
生パスタは、原料の割合を変えることでいかようにも食感を変えることが出来る料理です。 生パスタを出すイタリア料理店は職人の努力と創意工夫によって生み出された、それぞれ違う特徴を持った麺を使っているのです。しかし、『麺』を一から開発するのには膨大な時間がかかります。

■『麺』は生き物

麺は「生き物」です。季節や温度、湿度などにも影響されます。
小麦粉は結露すると菌が繁殖しやすくなる性質がある為、弊社、菅野製麺では、工場全体を冷蔵庫パネルで覆い、各部署にエアコンを設置して空調管理を徹底させています。また、製麺室をはじめ、主要な作業場、練り水、麺線冷却庫すべてに温度計がついており、すべてを品質・検査室でモニタリングできます。さらに、温度と合わせて湿度もコントロールできるようにしています。

■まとめ

今、すぐにでも新しい味・食感の麺が欲しいのなら、是非、歴史と経験のある『菅野製麺所の麺』をお使いください。
菅野製麺では、オリジナリティ溢れる300種類以上の麺を製造しています。お客様の納得いただける麺ときっと出会う事ができます。
また、少量注文にも対応しております。必要な時に必要なだけ、こだわりの麺をおとどけします。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願いします。