アンチョビは、料理のアクセントとして、うま味(コク)を深めるものです。主役としての活躍する機会はないものの、優れた栄養と料理の味を引き立てる効果があり、生パスタの具材としても使うことが多くあります。今回は、生パスタとアンチョビの相性をまとめましたので見ていきましょう。
アンチョビの効果と相性
アンチョビは、カタクチイワシの内臓を取り除き、塩漬けにし「熟成と発酵」をさせたもので、うま味成分が凝縮されています。
アンチョビは、血液をサラサラにするEPAや、動脈硬化の予防に役立つ成分が含まれています。その他、DHA(脳細胞の発達・活性化させ記憶力向上)や、高血圧予防・肝臓病予防・疲労回復の効果(タウリンが含まれている)があります。
体に良い成分と、うま味成分が多く含まれているアンチョビは、さまざまな料理に少し加えるだけで、コクが増します。アンチョビを使いこなすことができれば、食材の美味しさと健康を考えた一品を提供することが可能なのです。
例えば、フライパンにオリーブとニンニクを潰したものを入れ、弱火で香りを出し、その後アンチョビを加えます。あとは、野菜・お肉・お魚・パスタなどお好きなものを加えてください。アンチョビがコクを増し、どの料理に使用しても美味しい料理が出来上がります。
とくに生パスタとの組み合わせは、とてもシンプルでありながら美味しい一品を実現してくれます。アンチョビ「健康維持に役立つ栄養と、うま味成分」+生パスタ「手軽でモチモチ食感で美味しい」という組み合わせは、相性が良く理想的といえるのです。
アンチョビの栄養
このように、アンチョビは塩漬けにしてオイルに漬けており、塩がきいていることからそのまま食べることは向いているものではなく、他の食材に混ぜてトッピングして食べることが多い食材です。
他の食材に混ぜて使用する際には、料理のうま味(コク)としてアンチョビを混ぜ合わせることが多くありますが、アンチョビの優れた栄養の摂取によって、健康が期待できるものとなっています。
アンチョビの栄養については下記となります。
・DHA(血液サラサラ効果や、記憶力・学習能力の活性化)
・EPA(血流を良くし、抗アレルギー作用・抗炎症作用)
・ビタミンD(カルシウムの吸収をサポート)
・ビタミンB2(糖や脂肪の代謝を高める)
・ビタミンA(粘膜・皮膚の健康維持、抗酸化作用・動脈硬化予防)
・カルシウム(骨や歯の形成)
・チロリン(うつ病を改善、神経や脳のサポート)
・タウリン(肝臓の働きをサポート・コレステロール値を下げ動脈硬化予防)
生パスタとアンチョビの組み合わせ
生パスタのモチモチ食感と、アンチョビのコクの組み合わせは、さまざまな食材を使った調理方法が下記のようにあります。
春キャベツとアンチョビのパスタ
こちらは、キャベツのシャキシャキ感とアンチョビのコクを組み合わせたシンプルな一品です。生パスタとキャベツだけのメニューもありますが、さらに一工夫して素材の良さを活かすことが可能です。
アサリトマトとアンチョビのパスタ
アサリのうま味とアンチョビのコクがたっぷりのパスタです。トマトやパスタで見た目を鮮やかにすることで、おもてなしには最適な一品となります。
まとめ
アンチョビにはうま味(コク)だけではなく、優れた栄養を摂取して健康維持の効果が期待できる食材です。生パスタとアンチョビの組み合わせだけでも十分美味しいのですが、さらに一工夫して食材をプラスすることで、他とは違うオリジナルの一品にすることも可能です。
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