生パスタの保存方法

生パスタは作り終えてから数日間にわたり、熟成を重ねることで旨みが増します。しかし、必要以上に時間をかけてしまうと、生パスタはみるみるうちに劣化してしまいます。舌触りも悪くなり、食感は硬くなっていきます。味が落ちるだけでなく雑菌も繁殖してしまいます。生パスタは早めに消化するのが理想的です。しかし、そうはいっても保存しなければならない場合もあると思います。ここでは生パスタの保存方法について見ていきます。

生パスタの保存方法

生パスタは、常温保存には向きません。生パスタには、卵などの食材が含まれていることが多いためです。冷凍、冷蔵どちらの保存方法を取るかは、賞味期限に応じて決めることになります。

賞味期限は生パスタの種類にもよりますが、目安として2、3日で消化できるのであれば冷蔵保存、それ以上消費に時間がかかるようであれば冷凍保存にした方がいいでしょう。

冷蔵保存

冷蔵保存にする際は、密閉性の高いタッパーに入れることをおすすめします。このときにパスタにオリーブオイルを絡ませることを忘れずに行いましょう。こうすることで、使用する際に「均等に火が通らなくなる」ことや、「麺同士のくっつきをはがそうとしてブチブチと切れてしまう」ということを避けることができます。

冷凍保存

開封前の生パスタであれば、冷凍庫に保管しておけば、3、4ヶ月ほどもつことが多いようです。しかし、開封後は冷凍保存でも、なるべく5日以内には消費した方が良いでしょう。空気が入り、傷みやすくなってしまうため、気をつけたいところです。

長持ちさせるひと工夫として、小さじ1杯のオリーブオイルを入れた茹で汁で一度、茹でてから冷凍保存するという方法もあります。生パスタは茹でると保ちがよくなるからです。茹で上がった生パスタは、粗熱をとって1人前ずつラップで巻き、ジッパー付き保存袋などに入れて冷凍しましょう。

保存した生パスタを使用するとき

冷蔵した生パスタは、そのまま茹でましょう。一方、冷凍した生パスタを使うときには、解凍しないことです。沸かした湯に入れて、再度軽く茹でてから使うようにしましょう。

間違って解凍してしまうと、水分が出てパスタ自体が柔らかくなり、コシがなくなってしまうだけでなく、麺同士がくっつき易くなってしまいます。茹ではじめの段階で無理に麺同士を離そうとすると千切れやすくなるので、自然にほぐれてきてから混ぜるようにしましょう。

気をつけたいことは、一度解凍した生パスタを再度冷凍しないこと。必ず消費できるように心がけましょう。

まとめ

生パスタは常温で保存できず、冷蔵、または冷凍で保存することが理想です。また保存した生パスタを使用する上での注意点について見てきました。これを参考にしていただき美味しい生パスタを提供してみてください。

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