一食当たり何グラム食べるのが適量か、という判断は難しいところです。食事の量は、人によっても変わってきます。健康体であり標準体型の方であれば、おおよそこのくらいといった物は提示できるかも知れませんが、今回は一般的な話として見ていきたいと思います。
生パスタの一人前のグラム数は何グラムか
一般的にお店で提供されている生パスタのグラム数は、60gから140gと言われています。この幅が大きいのは、生パスタのメニューや客のニーズなどによって、変わってくるものだと言う事ではないでしょうか。
また、そのお店の方針でも、提供される生パスタの量は変動するものだと思います。量が多い事が売りとして提供されているお店では、生パスタの量は必然的に多くなります。また女性客などをメインターゲットにしているお店では、提供量は少なくなります。
男性客でしっかり食べたい方には、100g以上が目安となるようです。そのため、100gから140gくらいの量が、しっかり生パスタを堪能したい方には適量と言えるでしょう。勿論大盛りメニューなどがある店舗では、200gといった量も提供されている店舗もあるようです。
生パスタのメニューによっても、提供されるパスタの量は変わってきます。あまり具材を使わないパスタ、例えばアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノなどは、殆ど具材を使いませんのでメインはパスタです。
この様なメニューの一般的なご家庭での適量は、一人前100g位と言われています。やはり具材が少ないものですので、パスタの量で満たすという考えからでしょう。しかしレストランなどの店舗では、約80gと設定される事が多いようです。
なぜプロの料理人がパスタメニューを提供する場では、量が少ないのでしょうか。それは「ある程度全体の量を控える事で、料理された最高の状態を美味しいうちに食べきって頂く」ことを計算されているからだと思います。
生パスタ一人前のカロリー
上記のように生パスタの一人前の分量は、食べる場所やメニューなどによっても左右されるものですが、そのカロリーにも注目しておくことが必要ではないでしょうか。特に家庭で食する場合、ついつい食べ過ぎてしまうという事にも注意が必要です。
生パスタ一人前100gから120gで計算しますと、おおよそのカロリーは232kcalから278kcai(日本食品標準成分表2020年版より)と言われています。これに調理する際使われるソースや具材なども考慮して考えなければなりません。
パスタ単体で考えるのであれば、他の炭水化物と比較するとカロリーは高いとは言えませんが、使用するソースにより高カロリーにも、低カロリーな物にも変化する料理がパスタ料理と言えると思います。
これらはあくまで標準という事を前提にお話いたしましたが、その前提となるものが製麺所で作られる生パスタの分量です。多くの場合、一人前100gで製麺されている事が多いようです。製麺所では勿論、製麺するときに何グラムにするかは相談可能ですので、注文する際に検討されるとよいでしょう。
まとめ
ご家庭で食する場合は一人前約100g、お店で提供される場合は約80gが適量と言われています。この数字はあくまでも基準となる目安ですので、合わせる具材やソースの味を考慮して
量を調整なさっていけばよいのではないでしょうか。パスタは量の調整もしやすい食材ですから。
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