乾燥パスタに比べ、小麦粉の風味やモチモチとした食感が楽しめる生パスタは最近、多くの方に支持され、そのファンはご自身でも生パスタを家庭で作られる方もいるほどです。手作りの楽しさとその味わいはまた格別なものがあるようです。今回は、この生パスタの作り方などにフォーカスしてまいりましょう。
パスタとは
パスタとはイタリア語で「麺類」の事を指しますが、実のところイタリア料理では小麦粉を練った食品を、全てパスタと称します。その関係でイタリアには数々のパスタが存在し、またその形も様々です。その種類は各家庭の数だけ種類もあると言われるほどです。
そのパスタも大きく分けると、細長いものをロングパスタと呼び、短いものや小さな形をしたものはショートパスタと呼んでいます。また、皆様にお馴染みのスパゲッティも細かく分かれており太さによりその呼び名も変わっているようです。
長さ25Cm程のロングパスタであるスパゲッティは太さが約2mm程度の物を指します。2mmより太いものはスパゲットーニと呼ばれ、スパゲッティより細いものは太さにより、スパゲッティーニ・フェデリーニ・カペリーニなどと呼ばれているようです。
これと同じでショートパスタも様々なものが存在します。しかし、その殆どが乾麺であることが多いようです。乾麺は日持ちが良く保存食としても重宝されるものなので、殆どが製品として販売されているものは乾麺が大半です。これはスパゲッティでも同様です。
乾麺とはその名の通り製麺したものを乾燥させたものであり、生パスタは乾燥させる前の状態の事と考えて問題ないと思います。
生パスタ
生パスタは乾麺のパスタと比べて、その水分の含有度が違う為、食感もよりモチモチしたものになります。乾麺よりも茹で上げる時間も早く済み、調理しやすいとも言われておりますが、生パスタは製造してから日持ちはしないのが特徴です。
生パスタは作ってすぐに食するのが一番おいしい食べ方と言われています。生パスタの作り方としては、基本的に小麦粉と水を混ぜ練って作るのが通常です。お好みで卵などを加えて作るのも自由です。
生パスタは特別な知識も大きな技術なども必要としない食品です、つくり方も簡単です。小麦粉に水と好みで卵などを加え、よく混ぜ好みの固さ(よく耳たぶの弾力と言われています)に練ります、これで完成です。
粉と水・卵などとの混ぜ方や、出来たものを寝かすといった工程は、やはりある程度の練度が求められますが何度かチャレンジするうちに身につくものと言われています、「習うより慣れ」がコツと言えばコツかも知れません。
仕上がった小麦の塊を細く切り麺に仕上げれば完成です。この時パスタカッターなどがあれば便利です。ご家庭で作る事もそれほど高度な技術が必要という物ではないものです。
また、最近では製麺所で作られた生パスタも商品として販売されています。製麺所で作られた生パスタは生パスタの一番の弱点でもある日持ちと言う事もクリアした商品に仕上がっています。
製麺所の技術は日々進化しています。その提供のされ方としては、冷凍のレトルト食品として多くの商品が見受けられます。生パスタの一番の魅力であるモチモチ食感はそのままに日持ちの悪さを解消した商品として人気なものとなっています。
まとめ
最近では、国内でも生パスタが多く流通してきております。また、各ご家庭でも手作りの生パスタを楽しんでおられる方も増えてきているようです。乾麺とはまた一味違う味と、食感はやみつきになる美味しさです。ご家庭でも是非、一度お試しください。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。