生パスタ麺の作り方エトセトラ

生パスタは様々な種類がありますが、麺として扱う場合「押し出し式生パスタ」と「ローラー+カッター式生パスタ」があります。今回は、この2種類のパスタについてみていきましょう。

■押し出し式生パスタとは?

押し出し式生パスタは、穴の空いた容器に麺生地を入れ、外から圧力をかけて生地を押し出して麺を形成します。市販のパスタは大抵このようにして作られています。押し出し口の金属によって、麺の表面がつるつるだったり、ざらざらになったりして食感を楽しめます。

◎押し出し式生パスタの主な種類
◇スパゲッティ
1.5mm、1.7mmの2種類。生パスタの特徴であるモチッとした食感は乾麺では味わえない美味しさです。スパゲッティミートソースに向いているパスタです。

◇リングイネ
断面が楕円形をしたロングパスタ。その形状により、モチッとした食感とアルデンテの歯ごたえの両方を味わえる万能タイプです。やや平打ちであるリングイネはソースと絡みやすく、特に、味がしっかりとしたソースとの相性がいいとされています。代表的な料理だと、ペスカトーレやバジリコと松の実を使ったペスト・アッラ・ジェノヴェーゼなどで使われることが多いです。

◇フェットチーネ
8mmタイプの平打ち麺です。特にクリームやボロネーゼなど、やや濃いめのソースに合わせていただくことをおススメします。クリーミーなソースと合わせやすく、定番料理はカルボナーラです。

◇タリアテッレ
6mm、8mm幅の2種類。厳選した小麦粉を使用し、独自の配合で製造したこだわりの生パスタです。ツルッ、モチッとした食感が最大の特徴です。タリアテッレは小麦の味がしっかりと主張する太いパスタのため、ボロネーゼをはじめとする濃いソースによく絡みます。他にも、クリーム系やトマト系のソースとも相性抜群です。

■ローラー+カッター式生パスタとは?

生地をセットして、付属のハンドルをくるくると回せばカッターの幅に生麺がカットされます。カッターを付け替えて麺の太さを調整できるものもあります。電動式と比べると手間がかかりますが、楽しみながら本格的なパスタを作ることができます。パスタマシン初心者の方は、押し出し式よりも生地がちぎれにくいため、ローラー+カッター式の方がおススメです。

◎ローラー+カッター式生パスタの主な種類
ローラーで伸ばした後に、包丁で切り分けることができますので、ショートパスタやラザニアに向いています。

■まとめ

いかがでしたでしょうか? 生パスタでも2種類のパスタマシンがあり、2種類の中でたくさんの種類のパスタを楽しむことができます。

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