お持ち帰り向け? スープの無い麺料理

昨今の外出自粛や時短営業によって多くの飲食店で客足が減り、売上にも大きく影響を与えています。その為、大きなチェーン店から小さな店まで様々な営業努力が続いています。その1つが商品のテイクアウト(お持ち帰り)です。今回は、スープの無い中華麺の料理について触れてみましょう。

スープの無い麺メニュー

ラーメンのテイクアウトで、持ち帰る際に運び方や容器の選定によっては汁が漏れたりこぼれたりするようなこともあります。その為汁物のテイクアウト用の容器には、それを防ぐ形態の物を選ぶ必要があります。

しかし、現在多くの飲食店がテイクアウトを実施していることで、一時期容器が手に入りにくい状況があったようです。そこで使い捨ての汁物容器が手に入らない場合に備えて、スープの無いメニューについて見ていきたいと思います。

食欲が刺激される!? 汁なし担々麺

担々麺は中国・四川省発祥の料理の1つと言われ、最近では専門店もよく見かけるようになりました。辛みのある担々麺は、食欲が落ちがちな夏に刺激を求めて食べたくなる1品です。スープのあるタイプも美味しいですが、山椒のしびれや辛さなど、ダイレクトな刺激を味わえるのが「汁なし担々麺」です。

合わせる肉みそやタレによって、それぞれのお店の個性が出せるメニューです。スープを合わせる必要が無いので、注文を受けてから、提供するまでにあまり時間がかからないのも汁なし担々麺のメリットと言えるでしょう。

味のインパクトとボリューム 油そば(まぜそば)

「油そば」と「まぜそば」はほぼ同じという説もあれば、違う物だという説もあり諸説様々です。ラーメンとの違いとして両方に共通する点は、スープの代わりにタレと具材を麺に絡めて食べる麺料理という点です。

しかし、どんぶりの底にタレと油が入っている状態に自分でまぜて食べるのが「油そば」で、具材の量が多くまぜにくいといった点から、先にタレや油がまぜられた状態で提供されるのが「まぜそば」という風に別けるところがあるようですが、店舗によって異ります。

まぜそばで検索すると出てくる「台湾まぜそば」

名古屋発祥と言われている「台湾まぜそば」の味付けは、基本鶏と魚介の出汁をきかせた醤油ベースのタレが、茹でた太めの麺にまぜられたメニューです。その上に、ニンニクと唐辛子を利かせたひき肉、ネギまたはニラなどの具材と卵黄が乗っており、茶色・緑色・黄色の彩りが鮮やかです。「台湾まぜそば」の多くが濃いめのピリ辛な味付けで、ひき肉やタレが余った場合には白米を追加で注文して絡める「追い飯」と呼ばれる食べ方も特徴的です。

まとめ

今回は汁なしの中華麺料理について触れてみました。持ち帰りメニューとして取り扱う場合、汁が無いとは言えタレが漏れないように注意する必要がありますが、普通のラーメンで汁量に比べると取扱いしやすく、その点ではテイクアウト用メニューとして向いていると言えるかもしれません。

菅野製麺所ではスープやタレに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/