進化を続けるラーメンは、今では1時間以上並んでも食べたい外食産業の一つです。家庭では出すことのできないオリジナルのスープに、こだわりの麺。新しい味を求めてやってくるお客さんの舌を満足させるためには、毎日少しずつ進化し美味しくなっていくことが要求されているのです。そこで、今回は飽きさせないお店として、提供していくための「麺」に注目して見ていきましょう。
■練が違う
店主のこだわりなどで自分で麺を作るお店もありますが、製麺機を使わずに手打ち麺を作るのなら良いと思います。しかし、それはとても手間ひまがかかることで、お店が繁盛すればするほど回らなくなってしまいます。それなら製麺機を購入して作ろうか、という考えも生まれるでしょう。しかし、小型の製麺機は安いもので70万～80万円、本格的になると300万円～400万円ほどの経費が掛かります。
さらに小さい製麺機は、そのほとんどがローラー1個で稼働しています。小径のローラーのみの小型製麺機は理想通りの圧延をするのが難しく、細い麺のような超低下水の細麺を作るのは難しいのです。
その点、製麺所の機械は大小複数のローラーが付いているので、麺のうま味成分であるグルテンの増加を最大限に促すために、計算された圧力をかけながら徐々に引き延ばしていきます。その後、太さやちぢれに変化をつけるため数十種類の切り歯により麺を切り出すことができるのです。そのような過程があるからこそ、美味しい中華麺が提供できるのです。
■品質の安定
麺は生き物です。原料の段階から製造の過程で常に変化しています。また、季節や気温・湿度などが影響し、麺の品質にブレが生じるのです。このブレを可能な限り抑え、常に一定の品質でお客様に提供できることや、衛生面での配慮、異物混入検査など徹底されている点が製麺所へのオーダー中華麺の強みでしょう。
■菅野製麺所に届いた声から
数社のサンプルの中から絞り込んでいったところ、お店の要望以上の良いものを作ってきてくれることや、新メニュー導入時など、独自に作り上げたスープに合わせるための選択肢が幅広く、店主の納得いく、スープに合う麺を提供してくれることも製麺所へオーダーすることのメリットでしょう。
■まとめ
これから開業したい、店舗数を増やしたい、自家製麺に限界を感じた等、中華麺に関するご要望がありましたらサンプルからお試しいただけます。菅野製麺では、オリジナリティ溢れる300種類以上の生麺を製造しています。あらゆる調理方法にも対応できるように創意工夫がなされています。必ず満足できる麺に出会えると思います。
