一日の疲れがピークを迎える夕方に、夕飯の支度をするのは面倒の一言につきます。専業主婦でも大変な夕飯の支度ですが、共働きをしている奥様や一人暮らしの方にとって、強い味方の「お惣菜」ですが、夕飯に利用することが認められる時代がきています。
■一人暮らしの惣菜利用
独居老人の存在が叫ばれる中、一人暮らしの買い物生活は様変わりをしています。これまでは、一般小売店やスーパーなどで買い物をしていた一人暮らしの方も、コンビニを利用するようになり、料理をするための食材を購入するのではなく、惣菜を購入するケースが増えてきました。
一人暮らしですと、仕事帰りに夕飯の支度をするための食材を購入するよりも、スーパーやコンビニへ立ち寄り惣菜を購入してしまう方が、体力的にも気持ち的にも楽であることは間違いありません。また、高齢者と呼ばれる方も、コンビニの存在が1980年にはあるので、その当時会社勤めをしていた方にとって、惣菜が身近なものとなっているところでしょう。
■お惣菜(おかず)の夕飯利用
お惣菜を購入する方にアンケートを取った結果、平日の夕食にお惣菜を利用する人は、5割弱。休日の夕食は4割強もいるということです。その理由として、作るのが面倒・準備する時間がないと答えた方が惣菜を購入する人の4~5割ですので、いかに惣菜が有難い存在なのかがみてとれます。
これは、2018年6月に確認された共働き世帯1000万越えや、子供がいる世帯における母親の就労状況も関係しているでしょう。
■お惣菜の重視点
お惣菜を購入する際に重要視する点は、価格・味付け・賞味期限となります。やはり、頻繁に惣菜を購入するとなると、自炊やレトルト食品を購入するよりも若干、家計に響いてきます。そのようなことから、価格が破格であると購買意欲を低下させる一因ではあるようです。
味付けに関しては、塩分控えめや、カロリー控えめ、旬なもの、自宅では作らない凝ったものなどの惣菜は顧客を掴む点といえるでしょう。
■まとめ
夕飯の惣菜利用が昨今では当然のようになってきています。例えば、春巻きのような一品はご家庭で作るより、むしろ惣菜で購入して、スープやサラダなどを添えてしまえば夕飯として成立します。このように、惣菜が夕飯の食卓を彩る一品として重宝されているのは時代背景もあってのことでしょう。
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