梅雨明けが終わる頃、急に暑くなり冷たい食べ物の売上があがると言われています。そういう暑い時には、やはり誰しもが冷たくて食べやすいメニューを選びがちです。さっぱりした味付けも大事ですが、それに合わせた麺選びも重要になってくるでしょう。今回は、中華麺を使った冷やしメニューについてみていきましょう。
山口県の冷やしラーメン
ラーメン消費量日本一といわれる山形県には、「山形 冷やしラーメン」という定番メニューがあるそうです。
冷やしラーメンは癒しラーメン
中華麺を使用した冷たいメニューといえば「冷やし中華」が定番ですが、山形の「冷やしラーメン」は酸味のあるタイプではなく、温かいラーメンのスープのように旨味やコクがあります。冷たいスープが絡んだモチモチ麺ののど越しは癖になります。
本場の冷やしラーメン
「冷やしラーメン」発祥の地といわれる山口県では、いろいろなお店がそれぞれの個性ある「冷やしラーメン」を提供しているようです。
〇山形県山形市本町にある「栄屋本店」
チャーシューを煮込んだ醤油だれ、鰹と昆布のだし汁をあわせた透き通ったスープは、胡麻油の風味が効いたコクのあるメニューです。清涼感のあるスープによくからんだ中太麺は、食欲がなくても箸が進みます。
〇山形市香澄町にある「修ちゃんラーメン駅前店」
あっさりとした優しい味わいのスープに触感のいい中華麺が、飲んだあとの1杯として人気の「冷やしラーメン」です。
〇明治時代に創業した老舗「金長本店」
醤油味のスープに白いキクラゲと氷が浮かび涼しげで、中細縮れ麺とも相性抜群です。味と食感共に楽しめる、暑い夏にピッタリの「冷やしラーメン」です。
「ラーメンを食べたいが、暑くて嫌だ」なんて日には、もってこいのメニューですね。じりじりと照りつける太陽に照らされ、汗をダラダラ流したあとに、クーラーの効いたお店に入って冷たくておいしいメニューが出てきたら癒しですね。
冷やしラーメンと中華麺
冷たいラーメンは、こってりだと麺に馴染まなかったりするので、必然的にさっぱりしたスープを絡めるのではないでしょうか。スープの味をしっかり麺に吸わせる「低加水のストレート麺」や、濃い目のスープに麺が負けない「太めのストレート麺」、麺1つとってもいろいろあります。麺の風味をだすのかそれともスープを際立たせるために抑えるのか、検討する必要があるでしょう。
新 冷やしメニュー
ラーメン屋などでも「冷たいラーメンやつけ麺、汁なしまぜ麺」など冷たい麺のメニューがどんどん生み出されています。暑さでなえてしまった食欲には、冷たいメニューが欠かせません。辛い物は食欲を刺激し食欲増進につながりますし、栄養の偏りを心配されている方には野菜たっぷりのヘルシーラーメンを提供するのもいいかもしれません。その際に、野菜のみずみずしさを強調したい場合には、麺の太さや硬さなど麺の触感も意識したいものです。
まとめ
冷たいメニューに適切な中華麺とはどのような麺なのか、スープの味や特徴に合わせた麺選びは重要です。それぞれの太さや風味の違う麺とスープなどの味付けとの相性は、多くの食材を検討するため試行錯誤することでしょう。
そのため、新しいメニューの開発にはバリエーションの多い製麺所の麺を利用することをお勧めします。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
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