書類や申請の点で不備が出てしまうと、順調にお店を開業させることが出来なくなってしまいます。また、初期費用はなるべくなら低く抑えたいところ。ここでは飲食店、特にラーメン店の開業に必要なあれこれを見ていきます。
まず必要なことは他店に負けないコンセプト
現代はまさにSNS時代。フェイスブック、インスタグラム、ツイッターで思わず誰かに紹介したくなるような、他店と違った、個性が光るコンセプトを打ち出す必要があるでしょう。魅力あるコンセプトがあれば、お店のつくりも自然と決まってきます。お客様のSNS投稿は重要な広告宣伝にもなることでしょう。
開業に必要な資格、届出
飲食店では、「食品衛生責任者」の資格取得者が1名以上いることが必要になります。この責任者は、店舗の衛生管理を行うとともに従業員に衛生について指導し、管理、徹底させる立場でもあります。
そのため、食品衛生に関する正しい知識を身につけなければならず、保健所で行われる講習とテストを受ける必要があります。また、収容人数が30名以上の店舗の場合は、「防火管理者」がいなければなりません。地域の消防署で行われる講習を受講し、取得します。講習には1、2日必要です。
必要な心得・開業費を抑える
東京都内で10坪ほどの物件でラーメン店を開くことを例にしてみましょう。通常、物件取得費、内外装工事費、開業費をあわせると1,000万円前後の費用がかかります。しかし、安く抑えることも難しくはありません。
前のテナントの設備・家具などを残したまま、売り渡したり貸したりする「居抜き物件」を探すなどといった工夫次第で、100万~500万円程度の資金でまかなえる場合もあります。
厨房機器も安く手に入る
厨房機器は新品で揃えると高額になりますが、中古品を使うことで初期費用を抑えることができます。業務用のこれらは、リサイクルショップなどで多数販売されています。ラーメン店は開業も多ければ撤退も多い業態なので、数年使っただけの機器が多く売りに出されています。新品と違い早く手に入ることも、オープンを急ぎたい方にはありがたいポイントです。
麺のコストを下げるにもひと工夫!
麺は外注に出すことで初期費用を抑えられます。その際、必要になるのが、こだわりのスープ、またスープの種類にあわせて複数の麺を使うなどです。メーカーによっては、お店との共同でオリジナルの麺を開発してくれるところもあるので、自家製麺を作るよりも費用を抑えることが出来ます。
まとめ
コンセプト、物件や立地の条件、こだわりと出費のバランスを考えることで、コストを低く抑えたラーメン店を開業することが出来ます。人気のある生き残るラーメン店にするには、開業の時点からそうしたことを頭に入れておく必要があります。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト
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