生パスタを調理する場合に外せないのがツナとの関係です。どこのパスタ専門店においても生パスタとツナの組み合わせは最高です。今回は意外と知らないツナ缶の種類と生パスタとの組み合わせについて紹介しましょう。
ツナ缶の種類
ツナの分類は大きく分けると2つの形状になり、使われている魚の種類で分類する場合は3つになります。国内だけでも160種類のツナ缶が存在しているのには驚きです。その特徴を知っておくと調理の時に役立ちます。
身の形は2種類
1.ブロック状の「ソリッド又はファンシー」
歯ごたえを活かしてさまざまな料理に使えます。特にパスタ料理は古くからの定番料理です。
2.身をほぐした状態の「フレーク」
サラダやスープ、ソースなどに使用します。
魚の種類は主に3種類とプラスアルファ
1.ビンナガマグロ =ホワイトミート
マグロ中では、小ぶりですが、白身に帯びた色をしていてたんぱくな味わいです。どんな料理にも合う食材で、寿司では「ビントロ」とも呼ばれるほどの高級食材です。
2.キハダマグロ =ライトツナ
見た目に黄色い色を帯びているマグロで、あっさりした軽い味わいからマヨネーズやクリームソースと良く合います。
3.カツオ =ライトツナ
欧米では、カツオもツナの種類に加えて紹介されています。日本ではパッケージに表示されています。カツオの濃厚な旨味が特徴で、あえてカツオの特徴を活かして料理する時に使います。
4.めばちマグロ =ライトツナ
主要3種類に比べると少ないですが、軽い味わいのライトツナに含まれます。
※ツナ缶の調理の状態は、油漬と水煮ですが、水煮は生臭さが残るので調理の工夫が必要です。
生パスタとツナの組み合わせ
生パスタのもちもちとした食感と歯ごたえは、どんな料理にも合わせる事ができますが、特にツナとの相性は、定番と言えるほどの主力メニューです。
1.トマトソースを使ったツナの生パスタ
きしめんのような見た目の「タリアテッレ」や「フェットチーネ」、円筒状のショートパスタなどがトマトソースとの組み合わせで相性が良いです。トマトの酸味やほんのりとした甘みに対して、大き目のツナのブロックで食べ応えをだします。
2.和風タイプのツナの生パスタ
「スパゲッティ」を始めにいろいろなパスタでも作れる和風のパスタは、醤油のうま味を活かして、味が濃くならないように調理します。ツナとの組み合わせでキノコ類も一緒に調理するのが定番メニューです。
3.クリームソースを使ったツナの生パスタ
カルボナーラやクリームソースでは、ハムやベーコンが主流ですが、ツナとの相性も良いので是非試したい料理です。「フェットチーネ」を始めとしてさまざまなパスタに絡めやすいので料理の幅を広げます。
4.冷製パスタ
ツナと生野菜のサラダにパスタを絡めた料理は、あっさりとして食べやすくて夏場以外にも、サイドメニューや付け合わせとしても季節を問わず欲しくなります。
まとめ
ツナの美味しさは日本が広めたと言っても良いほどの食材です。日本にパスタが出回ってから、いつのまにか定番メニューに加わった「ツナの生パスタメニュー」ですが、専門店はまだまだメニュー開発の可能性があるので、今後のメニューに期待が膨らみます。
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