パスタにはもちもちとした食感が楽しめる生パスタ、歯切れがよくのびにくい乾麺があり、それぞれに特徴や良さがあります。パスタは普段からよく食べているパンや白米などと同じ炭水化物です。今回は栄養素という視点から、「生パスタ」を見ていきたいと思います。
生パスタの特徴
パスタには多くの種類があります。例えば、スパゲティ・リングイネ・フェットチーネ・キタッラ・マカロニ・ペンネなど、その種類は500種類以上あると言われています。
生パスタは、小麦粉・水・塩・卵を練って熱を加えずに作られます。生パスタは乾麺にはないもちっとした食感が特徴としてあげられます。その食感は小麦・水などの配合を変える事により、食感を変化させます。配合によって「モチッとした食感・コシがあり弾力のある食感・歯切れの良い食感」など、同じ成分でも違う食感の麺を作り出す事が可能です。
麺を大きく分けると、棒状のロングパスタとショートパスタに分ける事が出来ます。ロングパスタで、私たちに最もなじみの深いものがスパゲティではないでしょうか。またショートパスタの代表はマカロニが最もなじみ深い物だと思います。
生パスタはヘルシー?
パスタは炭水化物なので太りやすいとイメージしている方も多いと思いますが、生パスタはヘルシー(健康的)であると言えるかもしれません。
健康的な食品とは、身体を作る為に必要な栄養のバランスが優れた食品の事です。一般的にはダイエットと結びつけて、低カロリーで低脂肪のものがヘルシーと呼ばれることが多いのですが、ヘルシーとは健康的という意味が本来の意味になります。
結論から申し上げますと、生パスタはヘルシーな食品といえます。パスタの材料には小麦が使用されているため、植物性タンパク質が含まれています。このタンパク質は筋肉をつくるのに必要な栄養素で、人の身体は筋肉があることで代謝がよくなります。
さらに生パスタは血糖値も上がりにくいと言われています。白米やパンなどの炭水化物を多くとり過ぎると、血糖値が上がりやすくなりますが、同じ小麦食品でもパスタは食後の血糖値の上昇が緩やかだと言われています。
その理由は、多くの生パスタで使用されている「デュラムセモリナ小麦」にあります。こちらの小麦は良質なタンパク質を多く含んでおり、通常の小麦や白米より消化がゆっくりと進むといった特徴があります。それによって血糖値の上昇もゆるやかになり、脂肪が蓄積されにくいと言われています。
まとめ
生パスタに含まれている糖質はエネルギーとなり、小麦に含まれるタンパク質は身体を動かす際に必要な筋肉を作る栄養素の1つです。その他、食物繊維やビタミンB群などエネルギー代謝に必要なものも含まれています。パスタはヘルシーでありながら、栄養価も高い食品といえるでしょう。
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