ラーメンを中心とした中華麺は、日本でも広範囲な年齢層から人気を博しています。中華麺は、具材をうまく使うことによって料理のバリエーションが広く展開していきます。しかし限られた具材で調理すると、ワンパターン化するリスクが高いため、今回は一味違う切り口を提案致します。
ラーメンを活用した応用レシピ
①酸辣湯麺(サンラータンめん)
中華麺の一つであるラーメンを応用したレシピの一つに、酸辣湯麺(サンラータンめん)が挙げられます。そもそも酸辣湯は中国四川省を中心として発達したスープですが、それをラーメンにプラスする形でアレンジしたのは日本のため、中華料理の中で異色の存在です。味は辛さと酸味が合わさって一つになった独自の物へと昇華しています。
②油そば
油そばはラーメンから汁を省略していますが、麺つゆをベースに鶏がらスープの素に醤油、オイスターソースなどを混ぜて、麺と和えるだけで完成します。一般的なラーメンの様にあらゆる具材の追加が可能です。しかし具材がない場合でも麺だけで味わえるという強みを持っています。
③豚キムチ麺
キムチの辛さとラーメンの味わいを融合したものが、豚キムチ麺です。ラーメンのスープに関してはキムチの素を使い具材は、豚バラ肉や白菜などを活用してトッピングします。旨辛スープの味わいは、麺のおいしさとスープの辛さがマッチした存在のため、キムチとラーメンの組み合わせは格別です。
④チリクラブ風ヌードル
ラーメンとシンガポールの料理であるチリクラブを融合した料理です。豆板醤と蟹かまぼこの組み合わせでチリクラブの食感を再現し、それにラーメンをプラスするだけで作れます。スープのベースは前述の豆板醤のほか、醤油とケチャップ、チリソースを混合して作ると甘辛さが引き立ち、味わいがさらに向上します。
中華麺を使った応用レシピ
ラーメン以外に中華麺をアレンジした料理も可能です。
①麻婆豆腐まぜそば
麻婆豆腐まぜそばはご飯を中華麺に置き換えるだけですので、あんの部分に関しては通常と同じ要領で作るだけですので、あとは中華麺を茹でるだけで問題ありません。麻婆豆腐と中華麺の組み合わせは新鮮さを感じるだけでなく、旨辛さまでも味わうことができるのが特徴です。
②イタリアンそばめし
ナポリタン風味としての応用例はイタリアンそばめしです。こちらもご飯を中華麺に置き換えていますが、ソースやケチャップに野菜などの具材をプラスしてから一番上にチーズをのせ、その後はレンジで温めるとパスタで味わうことができない中華麺との組み合わせも、違和感なく仕上がっていきます。
③タイ風エスニック中華麺
タイ風として仕上げたエスニック中華麺ですが、レモンとナンプラー、パクチーを組み合わせた独特の味わいと、薄くカットした玉ねぎで食べやすく、エビやパクチーといったエスニック風の味わいが中華麺に溶け込み、タイ料理独特の味へと変化します。
まとめ
今回は、ラーメンや中華麺を使った場合、バリエーションとしてアレンジレシピはどのようなものがあるのかを紹介しました。工夫次第で世界の味を再現でき、四川料理、タイ料理などの具材を使う事で料理のバリエーションは広がって行きます。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。