通販用オリジナル麺を開発しよう

最近の社会情勢の影響で、実店舗だけでは経営が立ち行かないお店が続出しています。その中で、自社オリジナルの麺を開発し、ネットショップの通販で販売することは、他社との差別化にもつながる新たな活路となります。今回はその方法を解説したいと思います。

通販への対応は飲食業の活路となりえる

依然として終わりの見えない情勢の中、経営の立ち行かなくなっている飲食業者が相次いでいます。飲食業者の倒産件数も日に日に数字を更新しており、飲食業界のみならず、日本の、世界の経済全体の危機であると言えます。

その一方で、独自の工夫で収益を拡大している業者もいます。中華麺・パスタ・うどん・そばなどの、麺を扱う飲食業でもそうです。共通する特徴を見てみると、やはりインターネットを活用しているという点に尽きるでしょう。

具体的にどうすれば良いのか?

麺類を提供するお店と、麺を製造する専門家である製麺所がタッグを組んで、オリジナル麺を共同開発し、自社サイトを立ち上げて販売する。またはAmazonやShopify、国内のサービスであればBASEなどを利用して展開することが、いまでは珍しくありません。

SNSでお店や製品の情報を発信したり、あるいはYouTubeにレシピ動画を投稿したりするなども有効な方法と言えるかもしれません。時代に合わせて経営戦略を練ることは、ビジネスをする上で必要不可欠となりつつあるのです。しかしまずは、肝心の商品を作らなければ何も始まりません。それがすなわち、オリジナル麺なのです。

自社開発ではダメなのか?

もちろん、製麺機などの機材を購入し、麺の製造を一から研究して自社だけで開発することは出来ます。しかしながら、設備投資には多額のお金がかかりますし、研究には専門的な知識が必要なので、時間も手間もかかります。

店舗内に製麺機を置くスペースも必要なため、場合によっては店舗とは別に製麺機を置くスペースを確保する必要も出てきます。また、それを操作する人的リソースも必要になります。

実店舗の経営だけでも忙しいのに、それらにコストを割くことは、パフォーマンスが良いと言えるでしょうか?ネットで販売するからには、自社サイトの構築や、ショッピングサイトへの登録も必要になってきます。店舗経営者だけでこなすには、あまりにもやることが多いのです。

共同開発のメリット

店舗経営者と製麺所とがタッグを組んでの共同開発であれば、店側は機材を新たに導入する必要はありませんし、研究のためのノウハウも製麺所が持っています。原料となる小麦粉の段階からの開発も可能で、低コストで試作品も提供してもらえます。

長期的に見て、これを利用しないという選択肢はありません。オリジナル麺を作る過程で、技術を吸収することもできますし、業界の実情を聞く機会を得られる可能性もあります。多店舗との差別化という意味で、たいへん有益であることは言うまでもありません。いずれにせよ、飲食店経営者だけで取り組むよりも、はるかにメリットがあるのです。

まとめ

オリジナル麺の開発をテーマに、通販事業の立ち上げについて述べてきました。飲食業界に限った事ではありませんが、いつの時代も、その時代に対応できた者だけが、その時代を生き残ることができます。あれこれと一人で悩んでいるよりは、まずはお気軽に、ノウハウを持った製麺所へご相談ください。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト
http://www.kannoseimen.com/