手作りでも美味しい、生パスタのもちもち食感のコツ

生パスタの食感は、一度食べればやみつきになる独特のもちもちとしたものです。あの食感はなかなか他の麺では味わえないものかも知れません。乾麺では出せない食感ですので生パスタならではと言ってもよいものです。それが生パスタの一番の特徴かも知れません、今回は生パスタのモチモチとした食感に注目してみましょう。

生パスタとは

パスタには大きく分けると乾麺と生パスタに分類されます。生パスタとはそのまま生で食する事が出来るといった意味ではなく、一般の乾麺とは違い製造したての乾燥させる前の状態のパスタを指して使う言葉です。

乾麺は日持ちさせることが目的で作られるものですが、生パスタは作ってすぐに食する事が殆どです。そういった意味では生パスタはその生と言った意味でフレッシュであると言えます。乾麺と違いゆで時間も短く、その独特のもちもちとした食感が人気の元です。

もちもちのコツ

生パスタの作り方は慣れてしまえばいたって簡単です、特に乾燥と言う工程のない生パスタは思っているよりも、そのハードルは高くはありません。ここでは生パスタの定義とそのコツについて見てまいりましょう。

その前にまずパスタとはという定義について少し振り返っておきましょう。多くの方はパスタと聞けば殆どの方がスパゲティーを思い浮かべるのではないでしょうか、スパゲティーもパスタの一種であるので間違いではありませんが、パスタとは実に種類の多いものです。

スパゲティーに代表される長いものから、マカロニなどの短いものなどその見た目も実に多種です。例えるなら日本でいう所のお茶などと似ています。一口にお茶と言いましても、緑茶から抹茶まで様々なお茶があるように、パスタにも様々なものがあるという事です。

本場イタリアでは、大きな意味で小麦粉を使って練った食品は全てパスタと呼ばれます。ですからパスタの種類は作る人の数だけ種類があると言えるほど、その種類や形は多種多様です。

本場イタリアでは、パスタの材料は小麦粉ですが、特に乾麺で使用する小麦粉はデュラム小麦粉100%でなければならないといった決まりが法的にあります。法律で決められているところがイタリアならではと言えるかもしれません。さすが国民食と呼ばれるものです。

その反面、生パスタに使われる小麦粉はその縛りがなく、デュラム小麦粉以外の普通の薄力粉から強力粉など色々な小麦粉が使用される事が多いのが特徴です。よって使用する小麦粉により出来上がるパスタは特徴が違ってくるのは当然です。

もちもちの食感を出すコツは、その製法に大きく作用します。生パスタは先にも述べた通り出来上がった物を乾燥させないので、打ちあがったパスタに含まれる水分量は乾麺などと比べますと多く含まれており、これが独特の食感を生み出すもとです。

ゆで時間の短さも、熱による生地への影響が少なく済み、もちもちとした食感を生み出します。この麺に含まれる水分量の違いとゆで時間の関係で、生パスタは乾麺と比べた時その食感に大きな違いが生まれるのです。これがコツと言えるかも知れません。

まとめ

生パスタはその製法ゆえ自家製麺などが多かったのですが、近年では製麺所でもその技術の高さで、美味しく保存時間も長く確保できる生パスタを提供できる様になっています。是非生パスタのモチモチとした食感を専門店などでもお楽しみください。

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株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

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