ラーメン店を開業し、お店特有の中華麺を開発するとなると、多大な時間だけでなくコストや労力がネックになります。そんな時に、1つの選択肢として検討して頂きたいのが、製麺所を活用する事です。今回は、自家製麺での問題点とそれらを解決へと導く製麺所について見ていきたいと思います。
製麺機の問題
独自のこだわり麺を作れる自家製麺は、オリジナリティが出せるという点では他店との明確な差別化により、競争優位を築くことができるでしょう。新商品を開発し、期間限定商品などのこだわりのある店としてアピールする事が出来ます。
しかし、それらを自分で作るためには、初期投資として製麺機の購入が必要です。また、ランニングコスト面でも毎月のリース代、メンテナンス費用が発生します。では、ここで具体的な数字で見ていきましょう。
場所を取らないコンパクトタイプの卓上タイプは軽量で移動しやすく、手軽に設置できることがメリットです。販売購入価格は約25万円～90万円でリースにすると、ひと月に約1万円のコストがかかります。
小・中規模店舗用の製麺機を購入すると、約100万円～200万円とかなりの費用を要します。そして、リース契約では、毎月約3万～4万円の維持費がかかるというわけです。大型サイズで重さもあるので、店内が狭い場合には設置場所の確保に悩みます。さらに、設置箇所を考慮して広い店舗を借りても、賃料は高騰してしまうのでネックになるでしょう。
中古の購入を選択したとしても、中古ではリースやクレジットが組めない場合があります。また、製麺機を入れたからといって、すぐに理想の麺が作れるわけではありません。知識だけでなく、相応の期間と勉強が必要です。
時間と人件費の課題
自身でコンスタントに麺を作るという事は、時間と手間がかかる事が問題です。その分の人件費も余分にかかる事を、頭に入れておく必要があります。仮にお店が繁盛したとして、新しく店舗を増やすにしても、麺の輸送費とさらに、それにかかる手間が必要です。
製麺所を活用すると得られること
このように自家製麺で独自の麺を作るには、いくつか課題が挙げられるわけです。製麺所を活用するメリットは、課題でもある製麺にかける時間や手間、人件費を大幅に削減できます。製麺にかける時間が浮く分、スープやそれ以外の仕込みに注力できるでしょう。
また、自身で製麺するのが困難な場面でも、設備が整った専門の製麺会社なら製造する事も可能で、簡単に手に入れる事ができるのです。
近年の製麺所は、お店の要望に合わせた麺を製造してくれる所も出てきました。お店独自の美味しい麺を叶えつつ、製麺に必要な時間と手間を省くことを叶えてくれるでしょう。
まとめ
中華麺を作るには、製麺所との連携により様々な部分で有利に働きます。それは、自家製麺での課題でもある、製麺にかかる時間や労力、人件費などです。これらを一挙に解決してくれるのが製麺所であり、浮いた時間をスープなどの開発に専念する事で、オリジナリティあふれる店作りに、また一歩近づく事でしょう。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
