中華麺の生産量は、麺類全体の約半分まで達していて、今や全国に普及しています。この麺を使用した料理は様々あり、それに合わせて麺の種類も豊富です。今回は、中華麺の太さの種類と製麺所を活用するメリットについてご紹介していきましょう。
麺の太さの種類
代表的な中華麺の料理ではラーメンが挙げられます。そして、完成度の鍵をにぎるのは麺とスープです。しかし、双方の味が良くても、相性が良くなければ美味しいとは言い難いでしょう。相性の1つの要素でもある麺の太さには、様々な種類が存在します。
それは大きく分けて、極太麺・太麺・中太麺・中細麺・細麺・極細麺の6つです。例えば、極細麺はすすりやすさと歯切れの良い食感、ツルツルとした喉越しが特徴的です。その細さは、スープとも良く絡み、あっさり系のラーメンに合います。
一方、極太麺は極太であるほどモチモチとした食べ応えのある食感がポイントです。この麺は、つけ麺やこってり系の濃厚スープ、豚骨ラーメンなどに使われます。
番手
これはJIS(日本工業規格)で定められたもので、麺の太さを表す単位のことです。日本では、番手の基準幅が3cm(30mm)に対して麺線の本数で示されています。例えば、12番手の麺線を切断する機械は、30÷12=2.5mmの幅になります。
種類ごとの番手
ここでは、一般的な麺の番手をご紹介していきましょう。是非、参考にされてください。
4番手 7.50mm きしめん
6番手 5.00mm ほうとう
10番手 3.00mm うどん
12番手 2.50mm 沖縄そば
14番手 2.14mm 喜多方ラーメン
16番手 1.87mm 長崎ちゃんぽん
18番手 1.66mm 尾道ラーメン
20番手 1.50mm 札幌ラーメン
26番手 1.15mm 博多ラーメン
30番手 1.00mm そうめん
麺の太さには、たくさんの種類が存在します。それでは、それら細麺や太麺などの名前について、切手番手で誰でも分かりやすく表すには、何番から何番のことを言うのでしょうか。
一般的な目安をまとめてみました。
●28番~30番(1.1mm~1.0mm)で極細麺
●22番~26番(1.4mm~1.15mm)で細麺
●20番(1.5mm)で普通麺
●16番~18番(1.87mm~1.66mm)で太麺
●10番~14番(3.00mm~2.14mm)で極太麺
製麺所
麺の種類は多数存在しますが、これらの麺を自身で製麺するとなると、時間や手間、人件費などのコストがネックとなるでしょう。
そこで、ご提案したいのが製麺所で麺を仕入れるという事です。そのメリットは、製麺にかかる手間や時間の負担を大幅に軽減させ、その空いた分の時間でスープやそれ以外の仕込みに注力することができます。
また、製麺機を準備する必要がないため初期費用を抑えるだけでなく、メンテナンス費用や毎月のリース代などランニングコスト面も費用が発生しません。
さらに、自身で製麺するのが難しい場面でも、設備が整う製麺所であれば製造も可能で簡単に仕入が可能です。お店の要望に合わせた麺を製造できる所も増えてきたため、お店独自のオリジナル麺を叶えつつ、あらゆるコスト削減と時間を作り出すことができるでしょう。
まとめ
麺の太さは、JISの数値化された番手で判断する事ができます。料理に合わせて、切手番手を使い分ける事は、美味しい食事を提供するためには大切な事です。是非、製麺所を活用して有効的な時間を使い、お店作りに役立てていきましょう。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。