一昔前までは、パスタと言えば乾麺が殆どでした。今では生パスタの認知度は広く知られるようになり、そのメニューも広く紹介されています。今回は、生パスタのメニューについて見てまいりましょう。
生パスタとは
通常乾麺のパスタは、パスタを作り上げてから乾燥させるといったひと工夫が必要でした。元来イタリアに乾麺のパスタを紹介したのは、アラブの商人であると言われる説が有力だそうです。
これら諸説ありますが、このアラブ商人が古来イタリアに持ち込んだとされるという説はその中でも有力であると思われます。今でもシリアやレバノンではリスタと呼ばれるショート
マカロニが食されることが多く、これが乾麺の原型と言われています。
生パスタのメニュー
生パスタは国内で普及し始めてから、まだまだ古い歴史があるわけではございませんが、今では乾麺パスタをしのぐほどの勢いで普及しているようです。この生パスタと乾麺の大きな違いは文字通り乾燥させているか生で食するかの違いです。
本場イタリアでは、それほど意識して乾麺と生パスタを区別することなく食されているようです。それは生パスタが乾麺ほど厳しい規制がないからなのかもしれません。皆さんもすでにご家庭で生パスタをお作りかも知れませんね。
生パスタの製法は比較的簡単ですので、ご家庭でもそれ程手間をかけなくても作る事は可能です。そして出来上がったパスタのメニューは数えきれないほどバラエティにとんだものとなります。
生パスタは出来上がりのモチモチとした食感が何より魅力です。また、乾麺に比べてもその風味も豊かなものと言えますので、出来上がりの麺にオリーブオイルと少しの香辛料などで合えるだけでも立派な一品として完成します。
●生パスタを使ったレシピは数えきれませんがトマトソースとの相性はやはり、間違いありません。茹で上がった生麺に温かいトマトソースと茹でたキノコを和えるだけでキノコとトマトソースのパスタの出来上がりです。
● 冷製カッペリーニはパスタの中でも細さが特徴のパスタです。その細さを活かして茹で上がったパスタをすぐに冷水で締め、このパスタに様々なソースで合わせて頂く夏にぴったりのメニューです。
●少し辛めのペスカトーレは、エビの皮をむき背ワタの処理をし、一口大に切っておく、熱したフライパンにオリーブオイルを引き、微塵切りのニンニクを炒め、鷹の爪・酒・トマト缶を入れ調味料で味を調えパスタを入れ良くあえて完成。
この様に生パスタのメニューも乾麺のパスタと大きな味付けの差はありません、生パスタは茹で上がった時が一番良い状態ですので、そこからあまり火を通しすぎない事です。モチモチの食感をぜひお楽しみください。
この様に生パスタを使ったメニューは、茹で上がったパスタにしっかり火を通さなくても良いメニューが多いようです。生パスタはそれ自体に水分を多く含んでおり食感が豊かですのでその食感を楽しむようなメニューが豊富です。
乾麺との違いはこの様な所に現れています、乾麺はしっかりとソースで味付けをする事が多いようですが生パスタは、パスタ本来の食感や風味と言った物を楽しむメニューに向いていると言えるのかも知れません。
最近では製麺所でも、生パスタが作られ市販されているようです。本格的な生パスタを味わいたいときにはこの様な製麺所のパスタもお勧めです。家庭で作る生パスタとはまた、一味違うものに出会えるかも知れません。
まとめ
基本的には乾麺も生パスタも小麦粉と水を原料に作られる食材です。共通の部分や異なる部分が出てくるのはその食し方の違いから来るものと言えます、生パスタはパスタ本来の味などを楽しむメニューに乾麺はソースなどを楽しむために使い分けているようです。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
