近年、お持ち帰りに力を入れているお店が増えてきています。新たにお持ち帰りを始めたお店も多いことでしょう。そこで今回は、麺を取り扱う飲食店を対象に麺のお持ち帰り販売について解説します。お持ち帰り販売を始めるにあたりすべきことや、麺のお持ち帰りに重要な容器についてご紹介します。
目次
1.お持ち帰りを始めるにあたりすべきこと
2.麺のお持ち帰りにはメニューに合った容器選びが大切
3.お持ち帰り麺の容器に求められる機能性とは
4.まとめ
1.お持ち帰りを始めるにあたりすべきこと
飲食店として営業しているお店は、飲食営業許可を取って営業をしています。そのため、飲食店として営業しているお店がお持ち帰りを始める場合、新たに免許を取らなくてもお持ち帰りを始めることができます。
しかし、例外も存在します。店内で提供していたメニューをお持ち帰りで販売する際、お客様が自分で調理する食肉や魚介類を販売する場合には、「食肉販売業」や「魚介類販売業」の免許が必要となります。また、製造する店舗と販売する店舗が異なる場合には、「お惣菜製造業」の免許も必要となります。
2.麺のお持ち帰りにはメニューに合った容器選びが大切
麺のお持ち帰りには、メニューき合った容器選びが大切です。そこで、2種類の麺をお持ち帰りするための容器についてご紹介します。
<どんぶり型容器>
ラーメンやうどんのお持ち帰りの際に最も用いられる容器が、どんぶり型容器です。お家に持ち帰ってから麺の入ったどんぶり型容器の中にスープを入れればそのまま食べることができます。
<セパレート型容器>
つけ麺やざるそばなど、つゆに麺をつけて食べるメニューに適した容器です。つゆを入れるためのくぼみがあるのが特徴です。
3.お持ち帰り麺の容器に求められる機能性とは
麺のお持ち帰り用容器には、汁漏れのしづらさや耐熱性、保湿性が重要です。
・汁漏れのしづらさ
麺類は、お持ち帰りや配達の最中の汁漏れに気をつける必要があります。そのため、蓋がきっちりと閉まる容器を選びましょう。汁漏れに強い嵌合性のある蓋をおすすめします。
・耐熱性
容器が耐熱性であれば、冷めてしまってもそのまま電子レンジで温めることができます。
・保湿性
せっかく茹で上げた麺が乾燥してしまわないように、保湿性の高い容器を選びましょう。
4.まとめ
今回は、お持ち帰り販売を始めるにあたりすべきことや、麺のお持ち帰りに重要な容器についてご説明しました。基本的に、飲食店として営業しているお店がお持ち帰りを始める場合には新たな免許が必要ないことがわかりました。また、麺の容器にはどんぶり型とセパレート型の2種類があり、耐熱性や保湿性が大事だということがわかりました。ぜひあなたも、麺のお持ち帰り販売を検討してみてはいかがでしょうか。
菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。
株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。
公式サイト