「生パスタ」で広がる可能性とは?製麺所から仕入れる新提案メニューの魅力

近年、生パスタを提供する専門店やカフェが注目を集めていますが、実はラーメン店や町の飲食店にとっても“生パスタ”は魅力的な新提案になりうる存在です。既存設備を活かしながら提供でき、惣菜やランチ業態への拡張にも相性が良い「生パスタ」は、製麺所との連携によって導入ハードルを大きく下げることが可能です。今回は、製麺所から仕入れる生パスタの特徴とその導入メリットを整理していきます。

目次

  1. なぜ今「生パスタ」なのか
  2. 製麺所の技術が生きる“プロ用生パスタ”
  3. ラーメン店で生パスタを扱うメリット
  4. 惣菜・テイクアウト展開にも相性◎
  5. まとめ

1. なぜ今「生パスタ」なのか

外食市場において“モチモチ感”や“食感の違い”は、商品価値を決定づける重要な要素になっています。生パスタは、乾麺には出せないしっとりした歯ごたえや小麦の香りが特長で、幅広い年代層に受け入れられやすいのが強みです。

とくに近年では、冷凍生パスタやテイクアウトパスタなども増加し、業務用の需要が急拡大しています。ラーメンと同じく“麺を楽しむ料理”としての側面が強く、飲食業界の別業態展開としても注目されつつあります。

2. 製麺所の技術が生きる“プロ用生パスタ”

生パスタは一般的にデリケートで、加水率・練り方・成型が味に直結します。製麺所が作る生パスタは、業務用に耐える弾力と風味を両立させた“プロ仕様”の設計がされています。

たとえば、タリアテッレやリングイネ、フェットチーネなど、ソースとの絡み方に応じた形状を指定できるうえ、もち小麦やデュラム粉ブレンドの調整なども可能。ラーメン製造のノウハウを活かして、「注文後すぐ茹でてもブレにくい」「冷凍対応も可能」といった実用的な仕様が魅力です。

3. ラーメン店で生パスタを扱うメリット

意外かもしれませんが、ラーメン店が生パスタを扱うことには大きなメリットがあります。第一に、既存のゆで麺機をそのまま使用できるため、設備投資がほぼ不要。第二に、昼営業やサイドメニューでの提供が可能で、客単価の向上に貢献します。

また、バリエーションとして「冷製ジェノベーゼ」や「クリームつけパスタ」など、“ラーメン発想”を活かした新感覚メニューも実現可能。常連客へのサプライズ要素として導入すれば、SNSでの拡散や話題性にもつながります。

4. 惣菜・テイクアウト展開にも相性◎

製麺所から仕入れる生パスタは、冷凍保存や真空パックでの納品も可能で、テイクアウト惣菜や弁当業態との親和性も抜群です。たとえば、「濃厚ボロネーゼパスタ」「明太クリーム生パスタ」などを夕方以降の惣菜販売として展開すれば、新たな売上チャネルが生まれます。

5. まとめ

製麺所の強みはラーメン麺だけではありません。熟練の製麺技術があるからこそ実現できる生パスタは、店舗にとって新しい価値の柱になりえます。

既存の厨房設備を活かしながら、ランチ・惣菜・ギフト展開に活用できる生パスタは、製麺所との連携を通じて導入のハードルが低く、かつ利益性も高い選択肢です。

「自家製では難しいが、信頼できる麺が欲しい」というニーズに応えられる製麺所の“生パスタ”。ラーメン店主にとっても、これからの多角的展開における強力な武器になるでしょう。

菅野製麺所ではスープに合わせてオリジナルの麺を提供することも可能です。少量注文にも対応しておりますので、まずはサンプルからお試しください。開業を考えている、または新しいメニューを考えているというオーナー様と共に、麺を追求していきます。

株式会社菅野製麺所とカンノの麺をよろしくお願い致します。

公式サイト

http://www.kannoseimen.com/