電子レンジの存在は、冷凍食品に限らずお弁当を温めるほか、解凍などの多種多様な機能があり便利です。しかし、不具合などを理由に電子レンジが使えなくなることもあります。そこで今回は、レンジなしでの冷凍食品活用法を見ていきましょう。
電子レンジを使わなくてもいい!?
冷凍食品は基本的に、電子レンジを使って温めるのがほとんどです。しかし、それらの機能を使わずに調理をするのは可能です。最初に紹介するのは、「自然解凍方式」で対応するやり方ですが、一部の商品のみ有効であり、全商品には対応していません。購入時には注意書きをよく読みましょう。
次の方法は「湯煎」です。耐熱性ビニール袋に入れた後に沸かしてあるお湯の中に入れ、しばらく様子を見ながら温めると電子レンジで調理した時と同じ状態になることから、原理としてはレトルト食品を湯煎するのと同じ要領で対応ができるわけです。
もう一つは水に流しながら解凍する「流水方式」で、ビニール袋やラップを介して行うと自然解凍と同じシステムです。電子レンジが本格的に登場する前から行われています。
その次は「蒸し器」での調理です。電子レンジがない時に重宝するこの蒸し器を持っている家庭が、最近は比較的少なくなっています。主にシュウマイや肉まん、あんまん等の中華料理系冷凍食品との相性がよい反面、それ以外の冷凍食品には不向きであることもあるので注意が必要です。
電子レンジがなくても、「オーブントースター」を持っていれば代替として調理は可能です。自然解凍後に使うのが理想で、唐揚げやてんぷらなどは仕上げよくできます。食品にあった時間を設定し、経過後は予熱を使ってそのまま置いてから取り出します。受け皿としてアルミホイルを使うと、オーブンの下部に油が落ちて故障リスクを回避できます。
フライパンを使う
どの家庭でも常備していることが多いフライパン。冷凍食品の中で、炒飯やピラフなどの米系についてはフライパンで調理ができます。解凍しない状態で調理すると、コンロの熱が水分を弾き飛ばせるため、通常の味と遜色がないほか、同じ冷凍のシーフードや野菜のミックスをフライパンの中に冷凍ピラフなどと一緒に入れて調理できるなど、味のアレンジによる応用範囲が広がるのが特徴です。
また、自然解凍を事前に行った状態であれば、冷凍食品は基本的に調理を終えたものが中心となっているため、レンジがない(故障などで使えない)場合の温め程度ならフライパンで事足ります。熱の強さを調整して行うと数分程度で調理できます。
なお、凍った場合は15~20分程度の時間でじっくりと時間をかけて温めましょう。
まとめ
冷凍食品は電子レンジを使って温めるのが主流ですが、それがない時や故障して使えない場合に対し、応急措置としてフライパンで温めるほか、一部は蒸し器で蒸す・自然解凍や湯煎・流水といった方法で対応できます。
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