今や、食卓に欠かす事のできない物となった冷凍食品。その冷凍食品を食べるには、電子レンジが必須だというのが一般的な考え方かもしれません。しかし、少し工夫するだけで、電子レンジが無くても冷凍食品の調理はできるのです。今回はその方法をご紹介します。
方法1.自然解凍する
最も簡単な解凍方法は、冷凍食品を冷凍庫から出してそのままにしておく、自然解凍です。
自然解凍には、時間がある程度掛かります(目安として20℃前後の室内で約2時間30分~3時間で解凍される物が多い様です)が、職場や学校などに、お弁当を持って行く人なら、弁当箱の中で自然に解凍されるのを待つだけでOKです。
ただし、冷凍食品の中には、自然解凍不可と、パッケージに記載されている物もありますので、確認してからにしましょう。自然解凍ができる冷凍食品のパッケージには、”加熱の必要はありません”や”自然解凍OK”などの表示がありますので、その様な冷凍食品を見つけたら、是非、試してみましょう。
方法2.流水で解凍する
冷凍食品だけでなく、凍った肉や魚などの食材にも応用できる方法です。シンクの中にボウルを置いて、解凍したい冷凍食品を未開封のまま入れ、そこに蛇口から水を掛け流します。
ボウルの中に水を貼っても、冷凍食品の温度ですぐに冷たくなってしまうので、水を掛け流し続ける事が重要になります。開封してしまうと、冷凍食品の旨味まで流れ出てしまうので必ず未開封のまま行って下さい。もしも開封してしまった場合は、密閉できるビニール袋などに入れて水を掛け流しましょう。
方法3.湯煎(ゆせん)で解凍する
次にご紹介する解凍方法は、湯煎(ゆせん)です。なべに沸かしたお湯の中に、耐熱素材の袋に入れた冷凍食品を入れて待つだけでできる簡単な方法です。解凍できた冷凍食品は、そのまま皿にあければ、なべがよごれる事はありませんので後片付けも楽に済みます。
方法4.蒸す
冷凍食品の中でも、特にシューマイや中華まんなどの様な料理に適した解凍方法と言えるのが、”蒸す”というやりかたです。冷凍食品でなくとも、これらの料理はセイロで蒸して料理するので、大変相性が良いのです。電子レンジが無くても、コンロと蒸し器を使っておいしく調理する事ができます。
方法5.トースターで温める
電子レンジは使えないがトースターなら使えるという方はこちらを試しましょう。下準備として、先に紹介した自然解凍をしておいた方が良いです。でないと、中心部まで十分に温まる前に外側が焦げてしまうからです。
他の解凍法と異なるのは、外側がカリッと仕上がるという事です。その為、コロッケなど衣をまとっている冷凍食品に向いている方法であると言えます。トースターを使って解凍する際には、加熱時間+余熱で温める時間を取った方が、より、中心部まで温まり易くなります。
また、トースターの中にアルミホイルを敷いておくと、衣が中に落ちず、お手入れが楽になるのでお勧めです。
方法6.フライパンで解凍する
冷凍食品の中でも、電子レンジを使うよりむしろフライパンで火にかけた方がおいしく仕上がる食品もあります。代表的な例は冷凍チャーハンや冷凍ピラフです。この方法の場合も、予め自然解凍しておくと、より失敗しにくくなります。
まとめ
今回は、冷凍食品を、電子レンジを使わずに解凍する方法を6つ紹介しました。いずれも、おいしく、簡単にできる解凍法ですので是非、お試しください。
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